佐野勇斗、清原果耶とのキスシーンの裏側を明かす 「手すりが『やりづらくね?』って」

 10月20日にスタートする『マイダイアリー』(ABCテレビ・テレビ朝日系)の制作発表会見が10月19日に都内で行われ、主演の清原果耶、佐野勇斗、吉川愛、見上愛、望月歩が登壇した。

清原果耶

 兵藤るり脚本によるオリジナル作品は、物足りなかった人生を変えた“かけがえのない居場所”と、何気ない幸せな日々を描いた、心を軽くするヒーリングドラマ。清原果耶が演じるのは、社会人1年目の恩村優希。「優しさってなんだろう、とずっと考え続けて生きている女の子で、優しいにもたくさん種類があることを知っていて、それを自分ごとだけにせずに、誰かにあげたりもらったりすることを丁寧に考えられるところが魅力」と自身の役柄を説明した。

佐野勇斗

 佐野演じる徳永広海は数学が得意なギフテッド。「みんなと違うことがあるだけで、周りになじめなかったり、少し寂しい思いをしてきた過去を持っています。そんな広海がこの4人と出会って、どう成長し、何を感じて生きていくかを見てもらえたら」と見どころを紹介した。作中で優希と同じ教育学部の3年生・白石まひるを演じる吉川は「まひるちゃんはすごくおっとりしたかわいらしい女の子で推し活をしています。その裏側に過去にちょっとしたトラウマがあって、思い出すと悲しい思いになってしまうという、繊細だけどかわいらしくて元気な女の子を演じています」と語った。

見上愛

 同じく同級生の長谷川愛莉について、演じる見上は「愛莉は言葉を選ばずに言うとすごく口が悪くて、ズバズバものを言うんですけど、彼女の中に譲れない信念だったり、みんなに相談できないというラインがあって、彼女なりの正義が見えてきて愛せるキャラクター」と分析。ファミレスでアルバイトをする和田虎之介役の望月は、「虎之介はみんなのことを元気づけようと思って頑張っているタイプ。友達に一人いたらいいなと思えるようなキャラクターで、現場では“虎ちゃん”と呼ばれているので、観ていただいている皆さんにもそう呼んでいただけるキャラクターになれば」と役に取り組む心境を明かした。

(左から)見上愛、佐野勇斗、清原果耶

 同学年を演じる5人は現場でも仲が良く、「他愛もないことを話したり、劇中で使うノートにお絵かきしたり」(清原)、「ウサギとかお題を出し合って。吉川さんはニワトリを描くのが得意なんです」(見上)と落書きで交流を図っている模様。舞台裏のムードメーカーとして名前が挙がったのは佐野と見上。佐野について「話を振るのがめちゃめちゃ上手。初日で緊張して距離感がありましたけど、みんなに平等に話を振って一つの輪になる空気を作ってくれた」と見上が持ち上げれば、佐野も「見上さんは距離感を探り合う中でも、けっこうオープンにいろいろ教えてくれて、それで緊張が解けた」と感謝。清原は「タイプは違いますが、二人ともすごい明るくて現場にいると空気自体が明るくなる」とたたえた。

 第1話の注目場面として佐野が挙げたのは清原とのキスシーン。「最初、ベンチに座っていたのが、最終的には起立してやっていたんですけど、手すりが『やりづらくね?』ってなって。ポップコーンを持って食べたままキスシーンになる流れだったんですけど、ポップコーンを手すりのこっち側に置いてやらないといけなくて、ポップコーン越しになっちゃうのが難しかったです。本編ではうまい具合に編集してくれていました」と振り返った。

吉川愛

 吉川が思い出深いのはまひるの推し活シーン。「私は推し活のときに叫んでしまうタイプなんですけど、まひるちゃんはおとなしめで、1列目ではなく、6、7列目でしっとり推している子で、その塩梅が難しくて。どうしてもすごく笑顔になってしまうんです。おとなしくしようと思っていたんですけど、第1話を観たらけっこうニコニコしてて『やっちゃったな』と」と反省。TWICEのファンという吉川は「普段はめちゃめちゃ叫んだり泣いたりして、曲のかけ声では全力で叫んでいます」と話した。

 なにげない日常をマイフォトダイアリーとして紹介するコーナーで、清原は撮影の合間に見つけたサボテンを紹介。「めっちゃ尖ってて『守りたい』と思ってしまった。一回すごい刺さっちゃったのも醍醐味」と編愛ぶりを明かした。佐野は自身が所属するM!LKのメンバーを「心の居場所」として挙げた。吉川は愛犬について「ロムちゃんです。散歩が大好きで最近は休憩を挟んで3時間とか。帰ってからもおもちゃで走って、めちゃめちゃ体力がバカ余りしている子。仕事が遅くなるときは夜中や朝方も歩いて、私的には苦じゃないので」と献身的に面倒を見ている。

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