柳楽優弥、子役・佐藤大空の芝居に思わず「すごい」 坂東龍汰も「神秘的」と大絶賛

 10月11日よりスタートするTBS系金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』の制作発表会見が10月5日に東京・ベルサール虎ノ門で行われ、主演の柳楽優弥をはじめ、坂東龍汰、齋藤飛鳥、佐藤大空、柿澤勇人、桜井ユキが登壇した。

 本作は、市役所で働く平凡で真面目な優しい青年・小森洸人(柳楽優弥)と自閉スペクトラム症の美路人(坂東龍汰)の兄弟が、突然現れた「ライオン」と名乗る謎の男の子(佐藤大空)との出会いをきっかけに“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンスドラマ。

柳楽優弥

 これまで個性的な役柄を演じる機会の多かった柳楽は、今回の洸人役について「また違うやりがいがある。より自分を表すということを躊躇せず、感じたことをうまくキャラクターとして表現できたら」とコメント。本作で約10年ぶりの共演だという柿澤も「柳楽優弥ファンとしては、初めて見る柳楽優弥なんじゃないかとすごくワクワクしています」と太鼓判を押した。

柿澤勇人

 自閉スペクトラム症の美路人を演じる坂東は「撮影に入るまでの1カ月間、何も仕事を入れずにみっくん(美路人)と向き合えたのがいい時間だった」と振り返る。実際に自閉症の方が通う学校で授業も受けたといい、「そこで見たり聞いたりしたことを忠実に、素直に、正直に表現できたらと思って演じています」と話した。

坂東龍汰

 柳楽と坂東は今作で初共演。坂東は「幸せです」としみじみ語り、柳楽も「僕も幸せです」とにっこり。坂東が「柳楽さんの目を見ると泣きそうになっちゃうんですよね」と続けると、柳楽はライオン役の佐藤に「泣きそうになる?」と質問。佐藤の「わかんない!」という無邪気な返答に、会場は笑いに包まれた。

(左から)佐藤大空、柳楽優弥、坂東龍汰

 そんな佐藤について、柳楽は「涙を流すシーンで、自分が映っていないところでもしっかりと泣いていて、『すごい』っていう言葉が出ちゃうくらいに感心した」と絶賛。坂東も「セリフに聞こえないというか、天然記念物って感じです。神秘的。いるだけで説得力が強くなる。勉強させていただいています、大空さんの芝居に」と刺激を受けている様子だった。

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