『虎に翼』第22週「女房に惚れてお家繁盛?」を振り返る 麻雀で生まれた家族の絆
NHK連続テレビ小説『虎に翼』(土曜日は1週間の振り返り)。第106話から第110話までの第22週「女房に惚れてお家繁盛?」を振り返る。
第106話では、寅子(伊藤沙莉)と優未(毎田暖乃)が星家で暮らしはじめる。航一(岡田将生)の長男・朋一(井上祐貴)、長女・のどか(尾碕真花)とはまだぎこちない雰囲気。百合(余貴美子)が星家の家事全般を引き受けていることに疑問を感じた寅子は、つい苦言を呈してしまう。一方、地裁では判事補の秋山(渡邉美穂)から寅子は懐かれる。
第107話では、航一が自分にも寅子のように子供たちとの溝を埋めることができるのではと思い込んでいたと打ち明ける。寅子は自分も優未と4年かけてなんとか関係を修復したのだから、一緒に頑張ろうと航一を励ます。そんな中、直明(三山凌輝)の頼みで、法律に興味のある子を集めた勉強会が開かれる。
第108話では、寅子たちは稲垣(松川尚瑠輝)・小橋(名村辰)にも手伝ってもらい、裁判所で開かれた中学生向けの勉強会を開く。勉強会に参加した男子学生から「女性は働かなくてもいい」という意見が出る。一方、判事補・秋山は妊娠したことを寅子に相談。出産後も秋山がもし裁判官を続けたいなら、戻って来られるよう居場所を必ず守ると寅子は約束する。
第109話では、秋山の妊娠をきっかけに、女性法曹のためによりよい労働環境を整えたいと寅子は「意見書」をまとめ、桂場(松山ケンイチ)に提出する。一方、星家では優未の提案で、かつての猪爪家で使われていた番号付きの棚を導入することに。棚作りに朋一が加わるが、のどかだけは冷ややかな態度を取っていた。
第110話では、寅子たちとの同居がつらいと、のどかが本心を語る。出て行こうとするのどかに優未が麻雀勝負を持ちかける。勝負あったかと思われたその時、優未に腹痛が。のどかと朋一、そして百合、航一の気持ちを聞いた寅子は、「家族のようなもの」を休むことを提案する。
■放送情報
NHK連続テレビ小説『虎に翼』
総合:毎週月曜~金曜8:00~8:15、(再放送)毎週月曜~金曜12:45~13:00
BSプレミアム:毎週月曜~金曜7:30~7:45、(再放送)毎週土曜8:15~9:30
BS4K:毎週月曜~金曜7:30~7:45、(再放送)毎週土曜10:15~11:30
出演:伊藤沙莉、岡田将生、森田望智、三山凌輝、毎田暖乃、青山凌大、今井悠貴、井上祐貴、尾碕真花、名村辰、松川尚瑠輝、渡邉美穂、菊池和澄、余貴美子
作:吉田恵里香
語り:尾野真千子
音楽:森優太
主題歌:米津玄師「さよーならまたいつか!」
法律考証:村上一博
制作統括:尾崎裕和
プロデューサー:石澤かおる
取材:清永聡
演出:梛川善郎、安藤大佑、橋本万葉ほか