『スター・ウォーズ:スケルトン・クルー』特報解説 『グーニーズ』との共通点がいっぱい!

 ある日、4人の子どもたちは森の中に探検に出かけ不思議な扉を見つけます。「これが伝説のジェダイの寺院?」と足を踏み入れますが、それは打ち捨てられ宇宙船だったわけです。

 乗組員は死んでいて白骨化している。そう! これが本作のタイトルであるスケルトン・クルー(骸骨の乗組員)の由来です。しかし、そこには航海ナビゲーターと思われるドロイドがいて起動、宇宙船も動き出してしまう。宇宙船は子どもたちを乗せたままハイパースペースへ。事前の発表ではこのドロイドの名前はSM-33と言うそうです。宇宙の迷子となった彼らの前に様々なキャラが現れます。宇宙のガラクタ品回収者ジャワ族やアニメ『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』に出てきた蟹のような怪獣もいます。

 ここで注目したいのは一瞬狼男のようなキャラが映ります。『スター・ウォーズ』の世界で狼男型のエイリアンというとシスタヴァネン族。『スター・ウォーズ』の酒場のシーンにいたラック・シヴラック、『クローン大戦』に登場したジェダイの1人、ヴールヴィフ・モンという前例がいます。この予告での意味深なフィーチャーっぷりをみると、この狼男が重要なキャラだと思われます。

 実はこの予告では明示されていないのですが、D23の会場に設置されたディスプレイではこの狼男とSM-33が仲間のように並べられていたそうです。さらにこのディスプレイには『マンダロリアン』シーズン3に登場した宇宙海賊ヴェインの姿もありました。

 つまり『スケルトン・クルー』では4人の子どもたちが宇宙海賊ヴェインとその仲間たちに会うというストーリーになり、そのきっかけがSM-33なのかもしれません。海賊という点でますます『グーニーズ』っぽい。

 予告編の最後のほうでXウイング・スターファイターが飛んでいるのが確認できます。そして囚われた牢屋みたいなところでフォースを操る不思議な男と出会います。これがジュード・ロウ演じるジョッド・ナ・ナウッドです。彼はジェダイか? それともシス?

 D23の会場にはジュード・ロウも姿を見せ大盛況だったそうです。『スター・ウォーズ』の中で子どもたちの冒険ものってありそうでなかった(日本では劇場公開されましたが、『イウォーク・アドベンチャー』の2作以来? また『ファントム・メナス』もある意味、少年の冒険物ですが)。なので新鮮な驚きを与えてくれるかな。それにしてもジュード・ロウのカッコいいこと。12月3日から配信予定です。

■配信情報
『スター・ウォーズ:スケルトン・クルー』
ディズニープラスにて、12月4日(水)より初回2話日米同時独占配信開始
©2024 Lucasfilm Ltd.

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