坂本冬美、上白石萌音主演『霊験お初』に尼僧役で出演 主題歌として「恋の予感」をカバー

 5月4日に放送される上白石萌音主演のテレビ朝日ドラマプレミアム『霊験お初』に、坂本冬美が出演することが決定した。

 本作は、宮部みゆきが時代小説とホラーを融合させた小説『震える岩 霊験お初捕物控』を、テレビ朝日と東映のタッグで初映像化するスペシャルドラマ。70年以上に渡って培われてきた京都撮影所の時代劇スタッフの技術と最新VFXを組み合わせて製作された。

 主演の上白石のほか、SixTONESの京本大我が出演。上白石が不思議な力=“霊験”を宿したヒロインの町娘・お初を演じ、その相棒となる“草食系”の与力見習い・右京之介を京本が務める。共演には、坂東彌十郎、満島真之介、髙嶋政宏、倉科カナ、野波麻帆、味方良介、和田正人、宮野真守らが名を連ねた。

 坂本が演じるのは、ドラマオリジナルのキャラクター・桜蓮尼。死人憑きによる連続殺人を追うお初、右京之介、お初の兄で岡っ引きの六蔵(満島真之介)たちが手がかりを求めて訪れた尼僧庵で出会った人物で、お初に事件解決へのヒントを授ける重要な役どころだ。

 尼僧を演じるにあたっては「穏やかで包容力のある懐の深さをさりげなく出さなければと、少しプレッシャーを感じていました」と“慈しみの心”を意識していたという坂本。「ロケ地のお寺に参拝にいらっしゃった方も、本物の尼僧だと思われたほど衣装がぴったりハマっていたと思います」と、現場で“本物”と間違えられたエピソードも明かした。

 また、坂本は本作でドラマのナレーションにも初挑戦したほか、主題歌「恋の予感」も担当。「恋の予感」は作詞を井上陽水、作曲を玉置浩二が手がけ、1984年に安全地帯によってリリースされたナンバーで、本作のために坂本が初カバーした。

 坂本は「今回初めて歌わせていただきましたが、学生の頃、口ずさんでいたのとは大違いでとても難しい歌でした。若い2人を微笑ましく見守るような気持ちで歌わせていただきました」とコメントを寄せた。

坂本冬美(桜蓮尼役/ナレーション) コメント

オファーを受けたときの心境

「まさか私が?」と、とても驚いたのが正直な気持ちでしたが、すぐに光栄なことと喜びに変わりました。脚本はとても面白くて、興味深く読ませていただきました。

上白石萌音、京本大我、満島真之介と共演した感想

お2人も満島くんも、何の気負いもなくとてもナチュラルで、親しみやすく温かい雰囲気でしたので、おかげで緊張が和らぎました。

桜蓮尼という役、ナレーションについて

私が演じたのは、道光院の尼僧で桜蓮尼という、事件のヒントを出す大切な役です。尼僧を演じるのが初めてでしたので、穏やかで包容力のある懐の深さをさりげなく出さなければと、少しプレッシャーを感じていました。ドラマのナレーションは初めてなので、とてもドキドキしました。

お気に入りのシーン、注目してほしいシーン

ロケ地のお寺に参拝にいらっしゃった方も、本物の尼僧だと思われたほど尼僧の衣装がぴったりハマっていたと思います。そのあたりを見ていただきたいです。お初ちゃんと右京之介、そして六蔵のトライアングルがサイコーですので、息の合ったお3方の演技にご注目ください!

主題歌「恋の予感」をカバーした感想

学生の頃、よく聞いていた曲でした。今回初めて歌わせていただきましたが、あの頃、口ずさんでいたのとは大違いでとても難しい歌でした。お初と右京之介をイメージして、なるべく重くならないよう心がけながら、若い2人を微笑ましく見守るような気持ちで歌わせていただきました。

視聴者へのメッセージ

みどころは、100年前の事件が絡むサスペンスに“忠臣蔵“の実在する人物までもが登場する面白さ。特別な能力を持つお初ちゃんが紐解いていきます……が、右京之介との恋の行方は!? 
上白石さんと京本さんがとても時代劇に合っていますので、お若い方にもぜひご覧いただき、時代劇の面白さを知っていただきたいと思います。

■放送情報
テレビ朝日ドラマプレミアム 宮部みゆき原作『霊験お初~震える岩~』
テレビ朝日系にて、5月4日(土)21:00~22:54放送
出演:上白石萌音、京本大我、坂東彌十郎、満島真之介、髙嶋政宏、倉科カナ、野波麻帆、味方良介、和田正人、宮野真守
原作:宮部みゆき『新装版 震える岩 霊験お初捕物控』(講談社文庫)
脚本:浜田秀哉
演出:豊島圭介
ゼネラルプロデューサー:服部宣之(テレビ朝日)
プロデューサー:藤崎絵三(テレビ朝日)、目黒正之(東映)、藤岡浩二郎(東映)、石﨑宏哉(東映) 
制作:テレビ朝日・東映
©︎テレビ朝日

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