稲垣来泉、『ブルー きみは大丈夫』で吹き替え主演に 宮田俊哉の声も収めた吹替版予告も

 稲垣来泉が、6月14日に公開されるハリウッド映画『ブルー きみは大丈夫』の日本語吹替版で主演を務めることが決定した。

 『クワイエット・プレイス』シリーズのジョン・クラシンスキーが監督を務めた本作は、“子供にしか見えない存在”ブルーと少女の物語。“空想の友達”の存在が見える少女ビー(ケイリー・フレミング)が、大人だがブルーたちが見えるビーの隣人(ライアン・レイノルズ)とともに、子供に忘れられることで消えゆく運命にある彼らを助けようと大冒険を繰り広げる。果たしてブルーとビーたちに、どんな奇跡が待ち受けるのか。ブルー役の吹き替え声優には、Kis-My-Ft2の宮田俊哉が決定している。

 稲垣が吹き替えを担当するのは、ブルーを助けるために立ち上がる少女ビー。4歳でドラマデビューをして以来、『ちむどんどん』をはじめ、NHK連続テレビ小説に3度出演したほか、『糸』『そして、バトンは渡された』などの映画出演や、『映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日』に声優出演を果たすなど、様々な作品で活躍する稲垣。2024年は、Netflixシリーズ『忍びの家 House of Ninjas』に忍び一家の長女・凪の幼少期役で出演し、4月からは新垣結衣、川口春奈、永野芽郁らを輩出してきた『nicola』専属モデルに決定している。

 ハリウッド映画の主演吹き替え声優に抜擢された稲垣は、ビー役の声を演じるにあたり「本当にすごく嬉しいです。映画の吹き替えを今年のお仕事の目標の1つとして決めていたのですが、こんなにも早く叶えられると思っていなくて。ワクワクした気持ちでアフレコスタジオに向かいました」と喜びを抱えながら収録を行ったことを明かす。また、ブルーの印象について「最初は大きくてもふもふで・・結構怖いのかなって思っていた」と告白しながらも、「コロコロ変わる表情を見て、“可愛い!”と思ってからは、私の癒しの存在になりました!」とコメント。ビーを通して繰り広げた冒険を振り返り、「自分は1人じゃないんだ、支えてくれている人がいるんだ、ということをこの物語で知ることができました。どんな時でも、1人じゃないと思えることが最大の強みになって、頑張ろうと思えます。感動もしますし、深い映画なので、ぜひ見ていただきたいです」とメッセージを送った。

 そんな稲垣と共にハリウッド映画で初の主演吹き替えに挑み、“空想の友達”ブルー役を演じた宮田は稲垣を絶賛しており、「声が本当にきれいでした! まさにビーという感じがしました。一緒に収録していて、“やめて”とか、そういうセリフ一言が(心に)しっかり刺さるんですよ。それがやっぱりすごいなと思いました」と賛辞を贈った。

映画『ブルー きみは大丈夫』吹替版予告

 あわせて、宮田と稲垣が声を吹き込んだ、日本のためだけに制作された完全日本オリジナル日本語吹替版予告も公開。幼いころに母親を亡くしたビーは突如現れた大きな謎のもふもふに戸惑うばかり。ビーは、おしゃべりな大きなもふもふに圧倒されながらも、子供たちに忘れられその存在が消えてしまう運命にある“空想の友達”を救う決心。映像では、ブルーが大きなもふもふの手を男の肩に置き「きみは大丈夫」とささやきかけるシーンや、おじいちゃんテディベアのルイスが「大人になった子供にこそ、私たちが必要なんだ」と話す姿も確認できる。

■公開情報
『ブルー きみは大丈夫』
6月14日(金)全国公開
監督・脚本:ジョン・クラシンスキー
出演:ケイリー・フレミング、ライアン・レイノルズ
声の出演:マット・デイモン、エミリー・ブラント、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、オークワフィナ、サム・ロックウェル、ルイス・ゴセット・Jr.
吹替版声優:宮田俊哉(ブルー役)、稲垣来泉(ビー役)
配給:東和ピクチャーズ
©2024 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
公式サイト:https://blue-movie.j

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