『ボブ・マーリー:ONE LOVE』日本オリジナル予告編公開 世界で唯一2曲の名曲を使用

 5月17日に公開される映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』の日本オリジナル予告編が公開された。

 全世界アルバム売上が7500万枚以上を誇る、「ロックの殿堂」入りも果たしたボブ・マーリー。ベストアルバム『レジェンド』はアメリカのビルボード誌のカタログ・アルバム・チャートで最長ランク入りという記録を打ち立て、世界で最も売れたレゲエアルバムとなっている。そのほか、グラミー賞の特別功労賞生涯業績賞受賞、グラミー殿堂賞の受賞、「Hollywood Walk of Fame」への殿堂入りなど、数々の偉業を残している。

 本作は、そんなジャマイカの世界的トップスターであり、“レゲエの神様”と称されるボブ・マーリーの音楽センスの裏に隠された苦悩と葛藤、レゲエミュージックの歴史そのものと言っても過言ではない波乱万丈な生涯を描く音楽伝記映画だ。

 監督を務めたのは、『ドリームプラン』のレイナルド・マーカス・グリーン。脚本には・マーカス・グリーンに加え、『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』のテレンス・ウィンター、『グランツーリスモ』のザック・ベイリンらが参加。主人公ボブ・マーリー役を『あの夜、マイアミで』のキングズリー・ベン=アディル、マーリーの妻リタ・マーリー役を『キャプテン・マーベル』のラシャーナ・リンチが演じるほか、リタ・マーリー本人、そしてボブとリタの子どもセデラ・マーリーとジギー・マーリーらがプロデューサーとして参画している。

映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』日本オリジナル予告解禁!|5月17日(金)全国ロードショー

 公開された日本オリジナル予告編は、「Turn your lights down low/そっと灯りを消して」を口ずさむボブ・マーリー(キングズリー・ベン=アディル)の優しい歌声を、妻のリタ(ラシャーナ・リンチ)が聞き入る幸せな光景からはじまる。軽やかな中に複雑なリズムとまっすぐなメッセージ性の豊かなレゲエミュージックの先駆者として、確かな才能とカリスマ性で存在そのものが一つのカルチャーの象徴ともなった“レゲエの神様”ボブ・マーリー。国の情勢不安や自身の身体を蝕む病、そして有名な暗殺未遂事件など、計り知れない苦難の連続でも、前を向き、彼にしか生み出せない本物の音楽を奏で続けて世界中の希望となったボブ・マーリーの生涯がエモーショナルに綴られていく。貧しいジャマイカの苦境を乗り越え、未来の歓びを信じて生きる力を歌う「No Woman, No Cry」に勇気をもらい、日本でもテレビCMなどをはじめ様々な場面で流れる表題曲「ONE LOVE」が人々の心を震わせる瞬間が映し出されている。この2つの楽曲が本作の予告編で使用されているのは、この日本オリジナル予告編だけとなる。

 ボブの実の息子であり、自身もグラミー賞受賞アーティスト、そしてこの映画の完成にむけて長年尽力し続けてきたプロデューサーのジギー・マーリーは、「何年もこのストーリーを伝えたいと思っていた。何度も製作に漕ぎつけたが、何度も白紙になってきた。今が絶好のタイミングになったと思う。この映画は、ジャマイカと、父ボブと、彼の作った音楽を忠実に描いている。真実を見てもらうことを重視して、僕の感情はこの真実を超越したところにあるんだ」と明かしている。

 あわせて新場面写真も公開された。

■公開情報
『ボブ・マーリー:ONE LOVE』
5月17日(金)より全国公開
監督:レイナルド・マーカス・グリーン
出演:キングズリー・ベン=アディル、ラシャーナ・リンチ
脚本:テレンス・ウィンター、フランク・E・フラワーズ、ザック・ベイリン、レイナルド・マーカス・グリーン
配給:東和ピクチャーズ
©2024 PARAMOUNT PICTURES
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/BM_OneLove_JP

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