岡崎紗絵、GP帯ドラマ初ヒロインは「身が引き締まる思い」 デビュー10年目を迎えての展望
「考えずにまず行動してみることもすごく大事」
ーー岡崎さんにとって、『アイのない恋人たち』はGP帯ドラマ初ヒロインとなるメモリアルな作品でもありますね。
岡崎:2014年からこのお仕事を始めているので、2024年でちょうど10年になるんですよね。そういう意味でも身が引き締まる思いですし、今まで積み重ねてきたことが今回のGP帯ドラマ初ヒロインに繋がったと思うと、感謝の気持ちでいっぱいになりますし、初心に帰って頑張りたいなとすごく思います。
ーーこの10年間のキャリアは、ある程度思い描いていたものでしたか? それとも全く予想外のものでしたか?
岡崎:10年前にこういう景色を見られることは全く想像していませんでした。この10年、いろんなことがありましたが、ここまで連れてきてくださった周りの方々にも感謝したいです。
ーーこれまで数々の作品に出演されていますが、岡崎さんの中で経験として大きかった作品を教えてください。
岡崎:いろいろありますが、一つ挙げるとしたら、映画で初めてヒロインを務めさせていただいた『mellow』(2020年)です。監督の今泉力哉さんとも役作りについて細かく話をさせていただいて、「作品をつくるってこういうことなのか」と深く感じることができた作品でした。それと、テレビドラマ初主演を務めさせていただいた『花嫁未満エスケープ』(2022年/テレビ東京系)も大きかったです。初めて主演という立場で作品に携わらせていただいて、立ってみなきゃわからない景色があるんだなと肌で感じたんですよね。共演者の方々やスタッフさんと同じ方向に向かって走っていく感覚を、主演という立場でより強く感じることができて、自分でも成長できたと実感しました。それ以降の作品では自分の考え方も大きく変わったところがあります。
ーーどういうところが変わったんですか?
岡崎:たとえば、主演の立場である自分にブレるような気持ちが生まれてしまうと、現場にもそれが伝染してしまうんだなということを感じたんですよね。自分のせいで空気が変わってしまうというか。なので、それまでご一緒してきた座長の方へのリスペクトがより強くなりましたし、自分もしっかりと、ブレないように自分の足で立っていかないといけないなと強く感じるようになりました。
ーーキャリア10年目を迎えてまだまだご活躍が続くと思いますが、今後どういう道を歩んでいきたいと考えていますか?
岡崎:もうすぐ30代になりますが、30歳ってひとつの大きな節目となるタイミングだと思っていて。特に女性は、いろいろな選択肢が生まれてきて、選ぶ道によって人生も変わってくると思うんです。いまはまだ具体的にどういう道を歩んでいくかは見えていませんが、素敵な30歳を迎えられるように、20代のうちにいろいろな経験をしておきたいなと思っています。
ーー20代のうちにとにかくいろんな経験を積んでおきたいと。
岡崎:私はどうしても頭で考えてしまうことが多いんですけど、最近は考えずにまず行動してみることもすごく大事だなと思うようになってきたんです。なるべく取捨選択することなく、とにかく走り続ける中で、何かを見つけられたらいいなと。一方で、プライベートの充実も大事だと思っているので、心が健康であること、元気であることは常に意識していたいです。やっぱり心が豊かじゃないと、お仕事もうまくいかないと思うので。
ーープライベートではどのように気分をリフレッシュさせているんですか?
岡崎:友達と会って、近況を話し合ったりすることです。そういうなんでもないような時間が、私にとってはすごく大事なんですよね。あとは時間があるときに海外に行ってみたり、それこそいろいろ新しい経験をして、自分自身をレベルアップさせてます。そういうことがお仕事にもうまく活きるといいなと思っています。
■放送情報
『アイのない恋人たち』
ABCテレビ・テレビ朝日系にて、毎週日曜22:00~放送
TELASA、U‐NEXTにて、見放題配信
TVer、ABEMAにて、放送終了後見逃し配信
主演:福士蒼汰、岡崎紗絵、本郷奏多、成海璃子、前田公輝、深川麻衣、佐々木希
脚本:遊川和彦
演出:綾部真弥、吉川鮎太
音楽:平沢敦士
制作協力:ホリプロ
制作著作:ABCテレビ
©︎ABCテレビ
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