『GTOリバイバル』池内博之、窪塚洋介、小栗旬ら再集結に歓喜 当時の生徒はどんな姿に?

 さらに、2022年放送のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で主演を務め、数々の映画シーンを彩ってきた小栗旬も参戦すると来た。小栗といえば、ブレイクのきっかけともなったドラマ『花より男子』(TBS系)の花沢類のイメージからか、二枚目キャラの印象が強いが、『GTO』で演じていたのぼるは、気弱ないじめられっ子。学校の屋上から飛び降りようとしていたところを、鬼塚に救われたシーンもあった。そう考えると、いまのぼるが生きているのは、鬼塚が武蔵野聖林学苑に赴任したからであり、奇跡的なめぐり合わせのようなものを感じさせる。26年の時を経たのぼるが、鬼塚に「あの時、命を救ってくれてありがとう」と言えるような生き方をしてくれていることを願う。

 『GTO』が放送された1998年から四半世紀以上の時が流れ、教育シーンのみならず、日常にもさまざまな変化が起きた。分かりやすかった平成初期の学生に比べて、分かりにくくなっている令和の学生たち。SNSが発達したことで、教師が関与することができない世界線のいじめや、大人が経験してこなかった次元の悩みも増えているという。ますます生きづらくなっている現代で、鬼塚は令和のニューヒーローになれるのだろうか。

 『GTOリバイバル』のキャッチコピーは、「時代は変わっても、俺は変わらない」。言いたい事も言えないこんな世の中に、グレート・ティーチャー・オニヅカがメスを入れてくれることを期待したい。

■放送情報
カンテレ・フジテレビ開局65周年特別ドラマ『GTOリバイバル』
カンテレ・フジテレビ系にて、4月1日(月)21:00〜放送
出演:反町隆史、岡崎紗絵、小手伸也、八木莉可子、畑芽育、日向亘、鈴木浩介、池内博之、山崎裕太、窪塚洋介、徳山秀典、小栗旬、藤木直人
原作:藤沢とおる『GTO』(講談社『少年マガジンKC』刊)
脚本:山岡潤平
音楽:福廣秀一朗
主題歌:BLUE ENCOUNT × Takashi Sorimachi(ソニー・ミュージックレーベルズ)
プロデューサー:安藤和久、河西秀幸、田端綾子
演出:深川栄洋
制作協力:メディアプルポ
制作著作:カンテレ
©︎カンテレ
公式サイト:https://www.ktv.jp/gto-revival/
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公式Instagram:https://instagram.com/gtorevival
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