細田佳央太主演で岩明均の漫画『七夕の国』実写ドラマ化 ディズニープラスで7月配信へ

細田佳央太主演で『七夕の国』実写化

 細田佳央太が主演を務めるドラマシリーズ『七夕の国』が、7月よりディズニープラスで独占配信されることが決定した。

 本作は、『寄生獣』や『ヒストリエ』などで知られる岩明均が、1996年から1999年にかけて小学館『週刊ビッグコミックスピリッツ』にて連載した同名コミックを実写ドラマシリーズ化するもの。ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(カンテレ・フジテレビ系)やNetflix映画『クレイジークルーズ』の瀧悠輔をはじめ、佐野隆英、川井隼人が監督を務める。脚本を手がけるのは、瀧のほか、『蛇のひと』の三好晶子と『アンダー・ユア・ベッド』の安里麻里。脚本協力として『ドライブ・マイ・カー』共同脚本の大江崇允が参加している。

 主演を務めるのは、『ドラゴン桜』(TBS系)、『どうする家康』(NHK総合)などの細田。細田が演じる南丸洋二は、周囲からはナン丸と呼ばれ愛されているが、どこか抜けている平凡な大学生。ただ一つ、“あらゆる物に小さな穴を空ける”という不思議だが何の役にも立たない超能力を持つ。だが、その能力を持つことで、世界を陥れる危機に立ち向かうことになる。

 あわせて公開された超ティザービジュアルでは、都心の高層ビルが球体の形に大きく抉られており、ナン丸(細田佳央太)ら群衆が呆然と立ち尽くしビルを見上げる様子が切り取られている。

 配信決定にあたり、原作者の岩明、主演の細田、瀧監督からはコメントも到着。岩明は「とても楽しみです。自分の執筆漫画の映像化作品は、いわば孫みたいなもんなので、目の中に入れても痛くないです。ジイジたる私の頭ではとても追いつけない、いろんなワザや映像を見せてくれると思います」と映像化への期待を寄せた。

 主演の細田は「今までで1番、主演として現場やスタッフの皆様とコンタクトできたと感じています。それにはキャストの皆様、何よりも自分のことを受け入れてくれたスタッフチームの皆様のお心があってこそだったので、撮影が進むにつれ、主演としての自覚や意志が固くなっていきました。今作を初めて知る方々もあまり身構え過ぎず、楽しんで頂けると思います」と、チーム一丸となって制作へ臨んだ想いを語った。

 監督を務めた瀧は「『七夕の国』実写化という挑戦が出来ることにワクワクしています。ここまで来るのに多くの困難がありましたが、岩明均先生の込められたスピリッツに負けないよう最後まで丸神の里の人達と向き合っていくつもりです」とドラマ化への熱い意気込みを語った。

コメント

岩明均(原作)

とても楽しみです。自分の執筆漫画の映像化作品は、いわば孫みたいなもんなので、目の中に入れても痛くないです。ジイジたる私の頭ではとても追いつけない、いろんなワザや映像を見せてくれると思います。

細田佳央太(主演)

今までで1番、主演として現場やスタッフの皆様とコンタクトできたと感じています。 それにはキャストの皆様、何よりも自分のことを受け入れてくれたスタッフチームの皆様のお心があってこそだったので、撮影が進むにつれ、主演としての自覚や意志が固くなっていきました。ストーリーとしては、全部のロジックを一瞬で理解することは、少し難しいと感じるかもしれません。ただ、だからこそ原作で描かれているところはより丁寧に作られていると思いますし、物語のスピード感は、とても観やすいものになっているので、今作を初めて知る方々もあまり身構え過ぎず、楽しんで頂けると思います。

瀧悠輔(監督)

『七夕の国』実写化という挑戦が出来ることにワクワクしています。ここまで来るのに多くの困難がありましたが、岩明均先生の込められたスピリッツに負けないよう最後まで丸神の里の人達と向き合っていくつもりです。今の日本を生き抜く皆様にぜひとも見て頂きたい物語となっていますので、どうぞよろしくお願いします。

■配信情報
『七夕の国』
ディズニープラス「スター」にて、7月より独占配信
出演:細田佳央太
原作:岩明均『七夕の国』(小学館刊)
監督:瀧悠輔、佐野隆英、川井隼人
脚本:三好晶子、安里麻里、瀧悠輔
脚本協力:大江崇允
©︎2024 岩明均/小学館/東映

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