吉川晃司、デビュー40周年で声優初挑戦 石丸幹二と『映画ドラえもん』シリーズ初参加

『映画ドラえもん』ゲスト声優に吉川晃司ら

 3月1日に公開される『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』のゲスト声優として、吉川晃司と石丸幹二の出演が発表された。

 映画第1作が公開された1980年から43作目を迎える『映画ドラえもん』シリーズ。シリーズ第43作目『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』は、“音楽”をテーマに、地球の危機を救うべく、ドラえもんたちが壮大な物語を繰り広げる完全オリジナルストーリーだ。

 監督を務めるのは、『映画ドラえもん のび太の宝島』で『映画ドラえもん』シリーズ史上最高興行収入53.7億円を記録し、『映画ドラえもん のび太の新恐竜』も手がけた今井一暁。脚本は、TVアニメ『ドラえもん』の脚本を数多く手がける内海照子が担当する。

 物語のカギを握る役どころとして、海外で音楽活動をしている歌姫ミーナを芳根京子が演じ、お笑いコンビ・かが屋もゲスト声優として出演。さらにVaundyがアニメ映画の主題歌を初めて書き下ろす。

 2024年でデビュー40周年を迎え、本作で声優初挑戦となる吉川が演じるのは、音楽「ファーレ」の殿堂の総支配人で、惑星ムシーカの音楽家ロボットたちのリーダー・マエストロヴェントー。

 吉川は、初めてのアフレコについて「とても緊張しましたし、キャラクターの動きに声を合わせることは新鮮な体験でした。自分の役目を果たせるか不安はありましたが、お客さんにしっかり言葉を届けることが一番大事だと思うので、はっきりと言葉を話すように努めました」と振り返り、「お話をいただいた時はとても驚きました。自分も音楽をやっていて、音楽は人生の軸でもあるので、この役をいただいたことは嬉しかったです」と想いを語った。さらに、「劇場まで観に行こうと思っているのですが、初声優なので自分のこれまでの作品以上に緊張しています(笑)」と笑いながら胸の内も明かした。

 『映画ドラえもん』シリーズ初参加となる石丸は、指揮棒を振りながら歌うように話す、惑星ムシーカの音楽家ロボット・ワークナーを演じる。劇団四季のミュージカル『オペラ座の怪人』のラウル・シャニュイ子爵役でデビューし、その後も同劇団に17年間在籍。退団後も数多くの舞台に立ち続け、幼少期から多くの楽器に触れ音楽的素養を持つ石丸。近年では世界中の演劇賞を受賞した舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』のハリー・ポッター役を演じ、50年以上続く最長寿番組『題名のない音楽会』(テレビ朝日系)の6代目司会者にも抜擢されている。

 幅広いジャンルで活躍する石丸自ら「僕の今までのイメージとは違うキャラクターが仕上がった」と話すワークナー役。『映画ドラえもん』シリーズに初参加初めて参加することについて石丸は、「ドラえもんの世界は子供の頃からの憧れだったので、そこに自分が声で参加できることは夢のようです」と話し、ワークナーを演じるにあたり、「作曲家・ワーグナーの存在を思い浮かべていました。そこで、セリフにワーグナーのメロディを即興で入れ込んだら面白いと思い、監督も、やってみましょう、と。アフレコはとても楽しく、気づいたら大声で歌っていましたね(笑)」と役作りとアフレコ時を振り返った。

コメント

吉川晃司(マエストロヴェントー役)

お話をいただいた時はとても驚きました。初めてのアニメーションのアフレコは緊張しましたし、キャラクターの動きに声を合わせることは新鮮な体験でした。自分の役目を果たせるか不安はありましたが、お客さんにしっかり言葉を届けることが一番大事だと思うので、はっきりと言葉を話すように努めました。演じたマエストロヴェントーは旋律をつかさどる音楽家ロボット。自分も音楽をやっていて、音楽は人生の軸でもあるので、この役をいただいたことは嬉しかったです。劇場まで観に行こうと思っているのですが、初声優なので自分が出演したこれまでの作品以上に緊張しています(笑)この作品は音楽の大切さを改めて感じることができ、感動的な大作に仕上がっていると思いますので、みなさん是非観てください。乞うご期待です。お楽しみに。
※オフィシャルインタビューより抜粋

石丸幹二(ワークナー役)

ドラえもんの世界は子供の頃からの憧れでした。だから、声で参加できるとは夢のようです。今回、ワークナーという役をいただきました。僕は音楽をやっているので、作曲家・ワーグナーの存在をすぐに思い浮かべました。で、セリフにワーグナーのメロディを即興で入れ込んだら面白いと思ったのですが……、監督も、やってみましょう、と。アフレコの時間はとても楽しく、気付いたら大声で歌っていましたね(笑)こんなふうに台詞を発する経験は初めてです。僕の今までのイメージとは違うキャラクターが仕上がったのではないかな。きっとお客さんも楽しんでくれると思います。心が温かくなって、音楽が大好きになる作品です。是非劇場でご覧になってください。
※オフィシャルインタビューより抜粋

20240112-eigadoraemon-01
20240112-eigadoraemon-03
20240112-eigadoraemon-05
previous arrow
next arrow
 
20240112-eigadoraemon-01
20240112-eigadoraemon-03
20240112-eigadoraemon-05
previous arrow
next arrow

■公開情報
『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』
3月1日(金)全国公開
キャスト:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一、平野莉亜菜、菊池こころ、チョー、田村睦心、賀屋壮也(かが屋)、加賀翔(かが屋)、芳根京子、石丸幹二、吉川晃司
原作:藤子・F・不二雄
監督:今井一暁
脚本:内海照子
主題歌:Vaundy「タイムパラドックス」(SDR)
配給:東宝
©︎藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2024
公式サイト: https://doraeiga.com/2024/

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ニュース」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる