『うちの弁護士は手がかかる』ツンデレな杏が帰還 ほぼオールキャスト登場で最終章に突入

 杏が謝りたかったのは、父が関与していた7年前に不当解雇されたかもしれない看護師。その人が住んでいるのは中野区鷺宮だが、杏たちは埼玉県久喜市鷲宮に辿り着いた。杏は多くの依頼人を絶望から救い、最後には笑顔にしてきた。「天野先生のおかげで今がある」のだと蔵前は杏を説得する。それにまだ杏が弁護士資格を持っていないと証明されたわけではない。“見る目がある”蔵前がついていくと決めた天才弁護士、それが天野杏。今日子(戸田恵子)、山崎(松尾論)、辻井(村川絵梨)、丸屋(酒向芳)、岩渕(日向亘)のさらなる励まし、必死になって川から見つけてきた弁護士バッジに「あなたたちは……本当にバカです!」とそっぽを向いてしまう。

 蔵前をはじめ、誰もが泣いているのだろうと思いきや、「泣くってなんですか? 目から水出して意味あります? 私からは以上です」といつもの名ゼリフとともに、それはあの生意気でツンデレな杏が帰ってきた瞬間。そこには俯いていた杏はもういない。

 「弁護士になるために一番必要なものってなんだ?」という冒頭の答え、それは「最後の最後まで人を信じ抜くこと」。次週、最終回にもそのテーマがキーになってくるのは間違いない。

■放送情報
『うちの弁護士は手がかかる』
フジテレビ系にて、毎週金曜21:00〜21:58放送
TVer、FDOにて見逃し配信
出演:ムロツヨシ、平手友梨奈、吉瀬美智子、菅野莉央、日向 亘、安達祐実、村川絵梨、松尾諭、大倉孝二、酒向芳、戸田恵子、江口のりこほか
脚本:服部隆、おかざきさとこ、西垣匡基
演出:瑠東東一郎、相沢秀幸
プロデュース:金城綾香
主題歌:ザ・ローリング・ストーンズ「アングリー」(ユニバーサル ミュージック)
制作:フジテレビ ドラマ・映画制作部
制作著作:フジテレビジョン
©︎フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/uchiben_kin9/
公式X(旧Twitter):@uchiben_kin9_cx
公式Instagram:@uchiben_kin9_cx

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