趣里、『あさイチ』で水川あさみへ感謝のコメント 「スズ子にしてくれたのはお母ちゃん」
ツヤ(水川あさみ)との別れが描かれた『ブギウギ』(NHK総合)第8週「ワテのお母ちゃん」。週の終わり、11月24日放送の『あさイチ』(NHK総合)「プレミアムトーク」にはツヤを演じた水川あさみが生出演。はな湯の法被をイメージした紫の衣装で、スズ子を演じた趣里との芝居を振り返った。
大阪に戻ってきたスズ子が病床のツヤと再会し「恋は優し野辺の花よ」を歌うシーンでは、VTR出演した趣里が「生きていくことのたくましさが、スズ子にはお母ちゃんからもらったものがあったので、いちばん応援してくれるお母ちゃんに聞いてほしいという純粋な思いもあったでしょうし、これからもずっと聞いてほしいという思い、だから生きてやという思い、そこは悲しいだけじゃなくて、いろんな感情がありました」と振り返る。
趣里と水川は今回が初共演。水川の印象について趣里は「ツヤさんそのままな感じで、気さくで楽しくて、お母ちゃんがいてくれたから現場も明るかった」と話しながら、背中を押し続け、スズ子をスズ子にしてくれたのはお母ちゃんだと水川に感謝を述べる。
VTRを受け、水川は「明るく、笑顔でお別れをする」という雰囲気の台本から、最後まで気丈に振る舞っていたいという演技プランだったという。しかし、本番になると趣里を目の前にし、溢れる感情が堪えきれなかったと明かす。趣里については、「スズ子の明るく突き抜ける感じを持ち合わせていると思うから、本当にそのままいるなという感じです」とコメントしつつ、クラシックバレエの経験に触れ、「立ち姿が綺麗で、姿勢に彼女のオーラが宿ってるのが印象的で、現場にいるといつも目で追っちゃう」と称賛した。
また、はな湯の番台には、劇中には映らない細かな小道具が置かれており、海外旅行に行くことが夢だったツヤが読んでいた本『月世界旅行』、銭湯にはサイダーが売られていることから栓抜きなどが紹介された。さらに、番台の下に置かれたラジオ、脱衣場の天井近くにある看板はそれぞれ同じ大阪朝ドラで、『ブギウギ』と時代設定が近い『カムカムエヴリバディ』のアイテムがそのまま使われていることも明かされた。
■放送情報
NHK連続テレビ小説『ブギウギ』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
出演:趣里、水上恒司、草彅剛、蒼井優、菊地凛子、水川あさみ、柳葉敏郎ほか
脚本:足立紳、櫻井剛
制作統括:福岡利武、櫻井壮一
プロデューサー:橋爪國臣
演出:福井充広、鈴木航、二見大輔、泉並敬眞、盆子原誠ほか
写真提供=NHK