朝ドラ『ブギウギ』に新たな“クセ強キャラ”小栗基裕が登場 本格的なダンスシーンに期待

 NHK連続テレビ小説『ブギウギ』で、梅丸少女歌劇団(USK)を卒業し、東京の梅丸楽劇団に入団したスズ子(趣里)と秋山(伊原六花)。2人は海外に負けない音楽劇やレビューショーを行う、男女混成の梅丸楽劇団で活躍するために、厳しい稽古に励むことになる。そんな梅丸楽劇団に参加している人物の中に、タップダンスの名手で、日本のトップダンサーの1人である中山史郎がいる。彼を演じるのは、ダンスパフォーマンスグループs**t kingzのメンバー、小栗基裕だ。

 中山は、振付師兼ダンサーとして評判が高く、秋山とのダンスが公演の目玉となる予定。ダンサーにとっては憧れの存在だが、寡黙な人物でもある。小栗は、演じる中山について、「梅丸は個性的なキャラクターだらけですが、中山もなかなかクセ強です(笑)」とコメントしており、どのようなクセが表現されるのか楽しみだ。

新納慎也、s**t kingz 小栗基裕、宮本亞門が朝ドラ初出演 『ブギウギ』第6弾キャスト発表

趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説第109作『ブギウギ』の第6弾キャストが発表された。  2023年度後期、NHK大阪が製…

 高いスキルでロック、ジャズ、バレエ、タップなど、幅広いジャンルをカバーし、観るものを惹き付けるグルーヴが魅力のダンサーである小栗は、惜しくも新型コロナウイルスの影響で中止となってしまったブロードウェイミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリーSeason3』にベルナルド役で出演が決定していた。小栗はダンスの枠にとらわれず、表現力を活かした演劇の舞台でも、俳優として活躍している。

 s**t kingzのメンバーとしては、「Oguri」名義で活動している小栗。shoji、kazuki、NOPPOの3人と共に、世界が注目するダンスパフォーマンスグループとして活躍するs**t kingz は、アメリカ最大のダンスコンテスト「BODY ROCK」で、2010年、2011年と連続優勝している。

 『あさイチ』(NHK総合)、『スッキリ』(日本テレビ系)、『めざましテレビ』(フジテレビ系)で特集が組まれたり、『音楽の日』(TBS系)や『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)、『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)、『MUSIC FAIR』(フジテレビ系)に、バックダンサーではなくアーティストとして出演したりするなど、ここ数年でお茶の間の認知度も一気に上昇した。

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