『ウォンカ』ポール・キング監督も大絶賛 “歌って踊る”ティモシー・シャラメの魅力
12月8日に公開される映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』で主演を務めるティモシー・シャラメの魅力をポール・キング監督が語った。
本作は、世界的ヒットを記録したジョニー・デップ主演映画『チャーリーとチョコレート工場』の工場長ウィリー・ウォンカの若き日を描くファンタジー映画。若きウォンカはいかにしてあのチョコレート工場を作ったのか。彼の“夢のはじまり”が明かされる。
ウォンカを新たに演じるのは、『君の名前で僕を呼んで』『DUNE/デューン 砂の惑星』などで知られるシャラメ。映画以外でもCHANEL(シャネル)のメンズフレグランス“ブルー ドゥ シャネル”のアンバサダーに大抜擢され、キャンペーンフィルムの監督を務めたマーティン・スコセッシ監督との対談動画では、スコセッシが「私が演技について評価するのは、演技だと分からなくなるほど自然な振る舞いなんだ」と『君の名前で僕を呼んで』の演技を例に挙げて絶賛。プライベートではトム・クルーズから厳選されたアクションコーチのリストをもらい、俳優としてステップアップするためのアドバイスを受けたことでも知られている。
そんなシャラメが本作で演じるのは、魔法のチョコレートで人々を幸せにするチョコレート職人のウォンカ。幼い頃にいつか母と一緒に美味しいチョコレートの店をつくろうと約束した夢を叶えるため、一流のチョコレート職人が集まるチョコレートの町へと向かう。世界一おいしくて、一口食べると幸せな気分になり、空だって飛べる、誰も味わったこともないウォンカの“魔法のチョコレート”はまたたく間にみんなを虜にし、ウォンカは一躍人気者となるが、彼の才能を妬んだ“チョコレート組合3人組”に目をつけられてしまう。逆境にも諦めずに前向きに進むピュアなキャラクターだ。
ウォンカを演じたシャラメの演技について、『パディントン』を手がけ本作の監督を務めたキングは「本当に素晴らしい!」と絶賛。「ウォンカは時々奇妙で不安になる面もありますが、面白くて魅力的な独自の個性を持っているキャラクターです。そのためティモシーには歌って踊るだけでなく、とても入念に振り付けされたパフォーマンスを披露しながら、キャラクターの感情を深く掘り下げることが必要とされていました。ティモシーはそれを難なく演じていて驚かされました」とシャラメの確かな演技力を大絶賛し、いかに彼がウォンカにふさわしいかを熱くコメント。
ウォンカは「夢見ることからすべては始まる」という、亡き母からの言葉を深く胸に刻み、ひたむきでまっすぐに夢に向かって突き進む純粋で明るい性格が魅力。アイデアがひらめいた途端、ワクワクした様子でチョコレートを作る姿や、時折見せる切なさを秘めた表情まで、今まで見せたことのない振り幅でウォンカを体現するシャラメは本作で歌とダンスにも挑戦。キング監督は、YouTubeに投稿されていたシャラメの高校時代のミュージカル動画を見て、ウォンカ役に必要な歌とダンスの才能があることを知り、オーディションなしでシャラメに熱烈オファーしたという。
■公開情報
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
12月8日(金)全国公開
出演:ティモシー・シャラメ、ヒュー・グラント、オリヴィア・コールマン、サリー・ホーキンス、ローワン・アトキンソン
監督・脚本:ポール・キング
製作:デヴィッド・ヘイマン
原案:ロアルド・ダール
配給:ワーナー・ブラザース映画
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公式サイト:wonka-chocolate.jp
公式X(旧Twitter):@WonkaMovie_jp
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