『いちばんすきな花』今田美桜の母親役で斉藤由貴が出演 「繊細に慎重に演じられたら」

 毎週木曜22時よりフジテレビ系で放送中の木曜劇場『いちばんすきな花』に斉藤由貴が出演することが決定した。

 本作は、多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠の4人が主演を務める、新しい形の“クアトロ主演”ドラマ。『silent』(フジテレビ系)でプロデュースを務めた村瀬健と脚本家・生方美久が再びタッグを組み、“男女の間に友情は成立するのか”をテーマに、違う人生を歩んできた4人の男女が紡ぎ出す“友情”と“恋愛”、そしてそこで生まれるそのどちらとも違う“感情”を描いていく。

 物語の主人公は、潮ゆくえ(多部未華子)、春木椿(松下洸平)、深雪夜々(今田美桜)、佐藤紅葉(神尾楓珠)という別々の人生を送ってきた4人の男女。そんな年齢も性別も、育ってきた環境も全く違う4人がある日、「唯一心を許せた異性の友達が、結婚を機に友達ではなくなってしまった」、「結婚を考えていた彼女を、彼女の男友達に奪われた」、「友達になりたいだけなのに、異性というだけで勝手に恋愛と捉えられてしまう」、「友達の友達もみんな友達と思っていたが、気付けば本音を話せる相手はいなかった」と、それぞれの日常のなかで“友情”や“恋愛”にまつわる人間関係に直面してしまう。境遇だけでなく、考え方も全く違う彼らが、ふとした出来事を機に巡り会い、“友情”と“恋愛”というテーマに自然と向き合っていくことになる。

 斉藤が演じるのは、今田演じる夜々の母・沙夜子。4児の母である沙夜子は、末っ子で、唯一の女の子である夜々に対して、他の兄たちより愛情が深いところがあり、“夜々はこういう子”だと自分の中で信じて疑わない。そのため、夜々には幼い頃から事あるごとに「女の子らしくしなさい」「お友達と仲良くしなさい」と口癖のように言って育ててきた。社会人になり親元を離れて暮らしている娘が今でも心配で、時に干渉してくることも。そんなある日、夜々に新しく友達ができたことが気になっているようで……。

 なお、斉藤が木曜劇場に出演するのは、『忍者に結婚は難しい』(2022年1月期/フジテレビ系)以来となる。

斉藤由貴(沙夜子役)コメント

台本を読んで繊細で美しい物語だと思いました。セリフだけを追いかけるとある種の毒親ですが、フラットなアプローチではなく、繊細に慎重に沙夜子を演じられたらと考えています。夜々の葛藤と、本音をキチンと話す事、心を開いて相手の言葉を受け入れる勇気を持つ事の大切さを感じてもらえたらうれしいです。

■放送情報
木曜劇場『いちばんすきな花』
フジテレビ系にて、毎週木曜22:00~22:54放送
出演:多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜、齋藤飛鳥、一ノ瀬颯、白鳥玉季、黒川想矢、田辺桃子、泉澤祐希、臼田あさ美、仲野太賀ほか
脚本:生方美久
プロデュース:村瀬健
演出:髙野舞
音楽:得田真裕
主題歌:藤井風「花」(HEHN RECORDS / UNIVERSAL SIGMA)
制作・著作:フジテレビ
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