朝ドラ『ブギウギ』第3週「桃色争議や!」を振り返る 大和(蒼井優)がストライキを決断

 毎週月曜日から金曜日に放送されているNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(土曜日は1週間の振り返り)。第11話から第15話までの第3週「桃色争議や!」を振り返る。

 第11話では、時代は昭和8年(1933年)に。関西では押しも押されもせぬ人気劇団となった梅丸少女歌劇団(USK)だったが、世界恐慌の波が忍び寄っていた。スズ子(趣里)は橘(翼和希)から教育係を引き継ぎ奮闘。一方、花咲少女歌劇団から移籍してきた秋山(伊原六花)は、劇団内で不穏な空気を生む存在となっていた。

 第12話では、スズ子の幼なじみ・タイ子役で藤間爽子が登場。スズ子の同期の桜庭(片山友希)は、同じ男役の秋山の存在もあり練習を休むように。桜庭の悩みを理解するスズ子も自分の個性とは何かを考える。そんなスズ子に大和(蒼井優)は「続けること」の大切さを説く。

 第13話では、桜庭がスズ子と白川(清水くるみ)の前に現れ、劇団を辞めると言い出す。大和が桜庭を説得する中、事情を知っているスズ子は、引き止めようとはせず、同じ思いを共有して激励。桜庭は自分の本心を再確認、劇団も一致団結となるが、USKは人員削減を余儀なくされてしまう。

 第14話では、大熊社長(升毅)が賃金と人員削減を断行。新人たちは解雇され、桜庭も劇団を去ることに。大和は解雇の撤回と労働に見合った賃金・休暇を求めて、会社に嘆願書を提出。「桃色争議」と呼ばれ、新聞でも報道されることに。

 第15話では、橘はお客様が大切だと言い、大和が二度と舞台に立てなくなるのではないかと心配してストライキに反対する。大和は社長と最後の話し合いをするも、要求は受け入れられず、ストライキを決行することに。スズ子は大和についていくことを選ぶ。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『ブギウギ』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
出演:趣里、水上恒司、草彅剛、蒼井優、菊地凛子、水川あさみ、柳葉敏郎ほか
脚本:足立紳、櫻井剛
制作統括:福岡利武、櫻井壮一
プロデューサー:橋爪國臣
演出:福井充広、鈴木航、二見大輔、泉並敬眞、盆子原誠ほか
写真提供=NHK

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