『ジョーカー』続編にトゥーフェイス登場? “役名不明”の気になる若手俳優も
本作では、ジョーカーがアーカム・アサイラム(バットマンの世界に登場する、サイコパス系のヴィランを収容する医療刑務所)に入れられ、そこで同じくそこに収監されているハーレイと出会うという話になるそうです。ただコミックなどの設定では、ハーレイはもともとハーリーン・フランシス・クインゼルというアーカムに務める精神科医。ジョーカーの担当になりますが、次第に彼に感化され闇に堕ちる、というものでした。ただし今度の映画では、ジョーカーとハーレイがもともと患者と医者の関係だったというくだりを少しアレンジしています。
この変更になにか意味があるのか、気になるところです。気になるといえば、ジョーカーとハーレイ以外に、バットマンのコミックのキャラが登場するのかにも注目です。
実は、撮影現場の様子がSNSなどにあがっているのですが、市民がプラカードをもってデモをしているシーンがあり、そのプラカードに「DENT」という文字が読める。DENT=デントとは恐らくハービー・デントのことで、彼はトゥーフェイスと呼ばれるヴィランになります。映画『バットマン フォーエヴァー』ではトミー・リー・ジョーンズ、映画『ダークナイト』ではアーロン・エッカートが演じていました。したがってハービー・デント/トゥーフェイスがなんらかの形で出るのでしょうか。
さらに、ジェイコブ・ロフランドとハリー・ローティーという若手男性俳優が出るのですが彼らの役が明らかにされていません。もしかして若き日のブルース・ウェイン(要はバットマンの正体)や新人の頃のゴードン(クリストファー・ノーランの映画ではゲイリー・オールドマンが演じていたバットマンを助ける警部)かもしれないのです。
個人的に気になるのが、レディー・ガガのハーレイ・クインがどんなビジュアルかです。マーゴット・ロビー版ハーレイはアメコミキャラ界におけるファッションアイコンになっているので、これとどう差別化するか楽しみです。
ところで、『ジョーカー』がヒットした時に、今度はスーパーマンの宿敵である悪の実業家レックス・ルーサーをこの『ジョーカー』スタイルで映画化するという噂もありました。そうなると、マイケル・ダグラス出演の『ウォール街』的なサスペンスになるのではないかと。その後、話が聞こえてこなかったのでガセだったんでしょうが、ちょっと観てみたかったですね。