二宮和也、『ONE DAY』の衝撃を語る 注目ポイントは「1時間に3本分の話が観られること」

 1日の様子を1クールで描く本作。二宮は改めて「一つの画に佐藤浩市がいて、江口洋介がいて……出たらまた違う人が入ってくる。一枚の画のなかにめちゃくちゃスターがいっぱいいる、物語もそうですけど、画としてもおもしろいなとモニターを見ていて思いますね」と語った。大沢も他のパートについて「オンエアで観ることしかできないので、その機会を楽しみにしてます」とコメント。二宮と中谷は「今後どういうふうに絡んでくるのか、楽しみながら撮影に臨めたら」と期待を寄せた。

中谷美紀

 “愛と奇跡の物語”と謳うだけに、伊藤からこの先どうなるのかと質問を受けると、中谷は「事件を追うごとに愛の片鱗も見えつつ、それが奇跡につながると窺っているのですが、大沢さんと何かあるのか、二宮くんと何かあるのか、もしくは真礼(佐藤浩市)さんと何かあるのか、あるいは蜜谷さん(江口洋介)とはないだろうな……(笑)」と笑いを誘うと、江口は「あるかもしれないじゃん(笑)」とツッコむ。中谷は「第6話でお目にかかれますしね。伏線があちらこちらにちりばめられているので、全ての回をくまなくご覧いただきたいです」と笑顔を見せた。

二宮和也

 また、記者から謎を解くヒントや注目ポイントについて聞かれると、二宮は「鍵を握っている人は……僕も台本を読みながら辿っている感じで。読んでる感じでいうと蜜谷さんが一番……僕のキャラクターのキーマンとなり、謎な人だと(中村)アンちゃんかな。本当にわかってなくて。観てくださる人たちと一緒のペースといいますか、楽しんでいけるのかなって思いますし。読んでいて受けた衝撃みたいなもの、驚きみたいなものは気持ちよくみなさんに伝えられるようにしたい」と語った。

 また、注目ポイントについて、二宮はしばし考えて「いやー……」と口に出すと、会場からは笑いがこぼれた。「注目ポイント、ドラマの全体の構図といいますか、同軸ではあるんですけど、1時間に3本分の話が観られること。観ている人たちには負荷がかかるかもしれませんけども、いままでになかったんじゃないかなって言う感じが……勝手にオートザッピングしていくといいますか」と例えてみせると、“オートザッピング”の言葉にはキャスト陣からも「おお!」「あぁ」と共感や納得の反応が寄せられた。二宮は「作品がどんどん変わっていくので、それを楽しんでいただければ」と締めくくった。

■放送情報
『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』
フジテレビ系にて、10月9日(月)スタート 毎週月曜21:00~21:54放送
※初回30分拡大(21:00〜22:24放送)
出演:二宮和也、中谷美紀、大沢たかお、江口洋介、佐藤浩市
【逃亡編】中川大志、松本若菜、中村アン
【地方テレビ局編】福本莉子、小手伸也、加藤諒、大水洋介、丸山智己、梶原善
【レストラン編】桜井ユキ、井之脇海、今井英二、栗原英雄
脚本:徳永友一
企画・プロデュース:成河広明
演出:鈴木雅之
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/oneday_christmas_ado/
公式X(旧Twitter):@oneday_xmas_ado
公式Instagram:@oneday_xmas_ado

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