堀田真由、坂東龍汰、宮田俊哉らが笑顔で笑い合う 『バカ塗りの娘』新場面写真公開

 9月1日より公開中の堀田真由主演映画『バカ塗りの娘』の新場面写真が公開された。

 本作は、第1回「暮らしの小説大賞」を受賞した髙森美由紀の小説『ジャパン・ディグニティ』(産業編集センター刊)を映画化した人間ドラマ。『過ぐる日のやまねこ』『まく子』の鶴岡慧子が監督を務めた。

 海外では漆器が「japan」と呼ばれることもあるように、世界から注目を集め、称賛される漆塗り。本作はその中でも、青森の伝統工芸・津軽塗=通称“バカ塗り”をテーマに描かれる。何をやってもうまくいかず、自分に自信が持てない美也子(堀田真由)が、津軽塗職人の寡黙な父・清史郎(小林薫)との暮らしの中で、幼い頃から触れていた津軽塗に改めて向き合い、次第に自分の進む道を見つけていく。

 家族より仕事を優先し続けた津軽塗職人の父・清史郎に、母は愛想を尽かせて出ていき、家業を継がないと決めた兄・ユウ(坂東龍汰)は自由に生きる道を選び家には留まらず、長らく父・清史郎と娘の美也子の2人暮らしだった青木家だが、「やり続けること」と清史郎と美也子に大事な言葉を残してくれた祖父の葬儀で一家全員が再び集まることに。

 公開された場面写真では、バラバラだった青木家が再び集合し、津軽塗の器に盛られた郷土料理を囲んでいるシーンが切り取られている。青木家に加えて、近所に住む吉田のばっちゃ(木野花)や、ユウのパートナー・尚人(宮田俊哉)も参加。吉田のばっちゃは「じさまのおかげでまた家族みんな集まった」と、バラバラになっていた皆が集まれたことを喜び、そんなばっちゃに引っ張られるように、それぞれが津軽塗の器に盛られた郷土料理や地酒と共に自然に笑顔になっていく。美也子の“漆をやりたい”という決意と新たな挑戦を通して、家族全員が少しずつ変化し、認め合いながら再び笑顔で話す様子が描かれるシーンとなっている。

■公開情報
『バカ塗りの娘』
全国公開中
出演:堀田真由、坂東龍汰、宮田俊哉、片岡礼子、酒向芳、松金よね子、篠井英介、鈴木正幸、ジョナゴールド、王林、木野花、坂本長利、小林薫監督:鶴岡慧子
監督:鶴岡慧子
脚本:鶴岡慧子、小嶋健作
原作:髙森美由紀『ジャパン・ディグニティ』(産業編集センター刊)
製作:「バカ塗りの娘」製作委員会
制作プロダクション:アミューズ 映像企画製作部、ザフール
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ
2023年/日本/カラー/ビスタ/5.1ch/118分
©2023「バカ塗りの娘」製作委員会
公式サイト:https://happinet-phantom.com/bakanuri-movie/
公式X(旧Twitter):@bakanuri_movie
公式Instagram:@bakanuri_movie

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