『ハピネスバトル』イエル×パク・ヒョジュ×チン・ソヨン×チャ・イェリョンの特別映像公開
Huluにて独占配信中の韓国ドラマ『ハピネスバトル』に出演するイエル、パク・ヒョジュ、チン・ソヨン、チャ・イェリョンの特別インタビュー映像が公開された。
本作は、現代の闇をテーマに、ママ友同士のSNSバトルと謎の死の真相を描くサスペンススリラー。『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』を制作した韓国のケーブルテレビENAで2023年5月に放送された。
高級マンション「ハイ・プレステージ」のベランダで、奇妙な姿で死んでいる主婦ユジンが発見される。彼女の子供たちを預かることになったユジンの妹ミホは、ユジンが生前ママ友たちと「自分がいかに幸せなのか」を競う、熾烈なSNS戦争を繰り広げていたことに気付く。そして彼女たちがセレブな生活の裏で隠していた、誰にも知られたくない“秘密”にも……。
キャラクターを演じる上で心がけたことについて聞かれると、ミホを演じたイエルは「ミホは過去の出来事によって心を閉ざしていて周りと積極的に交流しようとしません。なので表情の変化をいつもより抑えて、声のトーンも落とすなど、声や口調に気を遣いました」とコメント。続いてママ友たちのリーダー・ジョンアを演じたソヨンは「皆を仲たがいさせたり、ママ友会を支配する役を演じるのは初めてでした。なかなか慣れなかったのですが、監督は『もっと大胆不敵に。度が過ぎた時は僕がストップをかけるから』と言ってれたので、伸び伸びと演じました」と監督とのやりとりを明かした。
さらにナヨンを演じたイェリョンは「私が演じたのはとても神経質で、よく怒鳴る役です。それに涙もろいキャラクターでした。なので、泣かなくていいシーンでも泣き、怒鳴らなくてもいいシーンで怒鳴ったりもしました。つかみどころのないナヨンという人物を表現するためにとても苦労しました」と明かす。ユジンを演じたヒョジュは「ヒョジュは物語の序盤で多くのエピソードが描かれますが、序盤から彼女を理解することは難しかったです。ユジンがどんな心理状態にあるのか、自分なりに結論づけたり、思慮したりすることが多かったです。これまで演じたことがないタイプの役だったので特別に何かを心がけたというよりは人物像への理解を深めるよう努めました」と答えた。
特に印象に残っているシーンを聞かれると、ヒョジュとイェリョンは「ミホがユジンの家を訪れたシーンです」と回答。シーンについて、ヒョジュは「下駄箱から通路、夫と話すまで、ジョンアとナヨンと会うところまでのシーンをワンカットで撮りました。とても緊張感のあるシーンです。あのワンカットシーンを撮った時、血圧が上がって倒れるかと思いました。ものすごい長回しのテークだったんです。そして実を言うと台本を読んだ時からうまく撮れるのか心配なシーンでした。でも実際に撮ってみたら、例えば『助けて』という叫びが自分でも驚くほどリアルに出ました。激情がこみ上げるシーンで、役者としても個人的な体験としても印象深かったです」と語った。
本作は“ママ友同士のSNSバトル”が題材として描かれる。SNSの存在について、イエルは「最初は交流の手段としてInstagramを始めました。Instagramは写真保存アプリとして十数年前から使っていて、多くの写真が貯まりました。私にとってSNSとは猫の写真の保存庫です」と考えを述べ、ソヨンも「私にとってもSNSは自分の保存庫です。ごくプライベートなことから仕事中の様子まで全体的にアップしています」と続けた。
一方でイェリョンは「『ハピネスバトル』でも描かれる部分ですが、SNSは日常を共有するためのツールだと思います。そうすることで見てくれる人に喜ばれますし、ますます喜ばせるために努力を続けてます。交流できる倉庫です」と答えた。それに対してヒョジュは「交流ツールとして使っています。多くの時間をそこでの交流に費やしつつ、時々こうも思います、『私はここでどこまで正直なのか』と。フォロワーのニーズに応えることは大事です。でも交流できる倉庫として見ると、自分がどこまで正直でいられるか疑問です。SNSには多くのメリットがありますが、デメリットについてもしっかり意識すべきかなと思います」と意見した。
また、日本で行きたい場所や食べてみたいものを聞かれると、まずイェリョンが「コンビニ!」と回答。ヒョジュも「あ、日本のコンビニに行きたい。それからおいしいラーメンとビール」と続けた。
イエルは「今、すぐ思い浮かぶ場所なら私は京都に行ってみたいです。古いお茶屋さんでお茶を飲みたいんです」と回答。ヒョジュは「大阪と温泉にも行きたいです」と答え、ソヨンも「日本の冬の温泉に憧れてます」と続けると、一同は「確かに」と賛同した。ソヨンは「テレビで見たことしかないのですごく行きたいです。冬に雪が降る温泉宿でご膳を食べたい、贅沢なごちそうを食べたいです」と希望を明かした。
最後に日本のファンへのコメントを求められると、イエルは「近年は韓国の作品を国内のみならず、国外でも多くの方がご視聴くださっています。今作が日本の皆さんにどう受け止められるか、そう考えるとすごく“ドキドキ”します」とコメント。ソヨンは「日本でも放送されることがとても嬉しいです。日本のママさんたちがこのドラマをどう思うか、すごく気になります」と答え、イェリョンは「このドラマが日本でも放送されると決まり光栄です。見どころ満載なので、楽しみながら結末を推理してください」とコメント。ヒョジュは「母親たちに関する話なので国を問わず共感できる内容が多いと思います。母親、そして家族に関するストーリーを、共感しつつ楽しんでほしいです」とアピールした。
■配信情報
Huluプレミア『ハピネスバトル』
Huluにて独占配信中
出演:イエル、パク・ヒョジュ、チン・ソヨン、チャ・イェリョン
監督:キム・ユンチョル