ミッキー・カーチス主演の短編映画『運命屋』製作決定 主題歌に細野晴臣、劇伴はSUGIZO
ミッキー・カーチスが主演を務める短編映画『運命屋』の製作が発表された。
1958年に“ロカビリー三人男”でブームを起こし、同年に映画『結婚のすべて』で俳優デビューを果たしたカーチス。以来、ロカビリー歌手、俳優、タレント、音楽プロデューサー、レーサー、華道家、落語家、画家とさまざまな活動をしてきたカーチスの芝居と歌をフィルムに残すべく、本作の企画が立ち上げられた。
本作は、元ミュージシャンの老人が、人の記憶と命を管理する謎めいた“運命屋”の女性と出会う物語。老人は、そのまま寿命を全うするか、あるいは大切な人の記憶と引き換えに寿命を延ばすかの決断を迫られ、人生において1番大切なものとは何かを自身に問う。最期の決断を前に起きる奇跡の瞬間を、カーチス自身が80代の住処として選んだ地・北海道名寄市の風景の中で音楽とともに描き出す。果たして、老人が選ぶ運命とは。
脚本・監督を務めるのは、映像作家として数多くの実写作品・アニメ作品を手がけた森田と純平。企画・プロデューサー、そして主人公が出会う運命屋の女性を演じるのは、「映像制作団体 Project K」の主宰であり、カーチスを人生の師と仰ぐ広山詞葉。音楽プロデューサーにはカーチス自身が名乗りをあげた。主題歌を担当するのは、カーチスと50年以上にわたって親交がある細野晴臣。劇伴は、LUNA SEA、X JAPAN、THE LAST ROCKSTARSのギタリスト&ヴァイオリスト、そして作曲家としても活動するSUGIZOが手がける。
コメント
ミッキー・カーチス(主演)
運命なんてのは明日のことだってわからない。
これが俺の最後の作品になるかもしれない。
だからこそ、とにかく楽しい仲間たちと映画を作る。
映画のタイトルは「運命屋」。
そこにも運命を感じてる。
広山詞葉(プロデューサー・出演)
芸の師匠であり生き方の師匠であるミッキー・カーチスさん。
私も明日の人生のことはわからない。
大好きなミッキーさんの“今”を映画に映したい。
大好きなミッキーさんと“今”お芝居がしたい。
運命は自分で切り開くものだと、この作品を企画致しました。
大先輩方にご教授いただきながら、大切なこの作品を紡ぎます。
森田と純平(脚本・監督)
この作品はずいぶん悩んだ。
脚本の段階でミッキーさんと運命や死について語り合う。
とても深く重い。それでいて、ポップ。
この時作品の「色」が決まった。
きっと今のミッキー・カーチスだから描ける物語。
■公開情報
『運命屋』
2024年、名寄市にて上映後、全国劇場公開予定
出演:ミッキー・カーチス、広山詞葉
プロデューサー:広山詞葉
監督:森田と純平
脚本:森田と純平
主題歌:細野晴臣
劇伴:SUGIZO
©2023 映画「運命屋」
公式サイト:https://www.unmei-ya.com