最後は、8月11日よりDMM TVにて独占配信されるバラエティ番組『横道ドラゴン』から、劇団ひとり、真木よう子、門脇麦、企画・総合演出を務めた橋本和明が登壇。

　本作は、真実に辿り着くためなら非道な捜査も厭わないアウトロー刑事・反田龍児（劇団ひとり）と、エリート街道を進む敏腕刑事・由良歩（真木よう子）、橘陶子（門脇麦）が、それぞれ龍児のバディとなって事件の解決に挑むクライムサスペンスストーリー。サスペンスでありながら捜査シーンは台本一切なしのオールアドリブ劇という点が見どころだ。

　企画を担当した橋本は「あまりアドリブすぎるとみなさん大変だろうと、ひとりさんの楽屋に説明に伺ったことがあるのですが、あらすじは聞きたくない、ゲストで誰が来るのか、ロケ現場は誰なのか知りたくないと言われてしまって。急遽3ページだけ台本を作って挑むことになりました」とコメント。アドリブパートを見て、現場で脚本を書き上げた上田誠（ヨーロッパ企画）については「終始苦笑いしていました。でも、すごいやりがいを感じる。こんな設定思いつかないと話していました」と話した。

　これを受け、劇団ひとりは「現場に行ってカメラ回ってからゲストを知りました。何時に終わるかも分かりませんでしたし。徹底してくれましたね」と満足そうな表情。「今、ドラマ好きの方にこそ、ぜひ観てほしい」とアピールした。

　芸人との演技について「ドラマっぽい時と、大喜利大会のような時の差が観ていておもしろいと思います」と門脇。真木は「私がおもしろくしなきゃとかを考えちゃいけないなと思い、なんでも受け止めるようにしました。それから歌を振られた時に、権利が取れるかとかも瞬時に考えなくちゃいけなかったですね」と今作ならではの撮影への挑み方を語った。

　トークセッションにはゲスト出演した真空ジェシカの2人も登場。番組については「何の説明もなかった」とガク。川北は劇団ひとりとの掛け合いについて「ゆっくり考えて対峙して、外してしまって、1発で心が折れました」とコメントした。