製作30周年記念 『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』4Kレストア版でリバイバル上映決定

 製作・公開30周年を記念して、映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』が4Kレストア版で9月15日より新宿ピカデリーほかにてリバイバル上映されることが決定した。

 テレビゲーム『スーパーマリオブラザーズ』を元に1993年に50億円を投じて製作された本作は、マリオ、ルイージ、ヨッシー、クッパらが、ニューヨークや異世界(アナザーワールド)を舞台に大活躍するアクション映画。ニューヨーク、マンハッタンで配管工を営むマリオとルイージの兄弟が、地下帝国を支配するクッパ大王に戦いを挑む。

 製作はアカデミー賞受賞プロデューサーであるローランド・ジョフィとジェイク・エバーツが務め、彼らの指揮のもと、音楽のアラン・シルヴェストリ、撮影のディーン・セムラーらが結集。北米配給は大手配給会社のブエナ・ビスタ・ピクチャーズが展開。ロッキー・モートンとアナベル・ヤンケルが監督を務めた。

 6500万年前、現在のニューヨーク・ブルックリンの地に巨大隕石が落下し、恐竜世界と人間世界は2つに引き裂かれてしまう。だが、絶滅したと思われていた恐竜は密かに進化し、地下に独自の世界を作り上げていった。そして現代。何かに追われる1人の女性が、教会の前にとあるもの─1つの大きな卵と小さな石─を残して去って行く。教会のシスターたちの前で、卵からはなんと人間の赤ん坊が生まれた。それからさらに20年、ブルックリンで配管工事を請け負うマリオとルイージの兄弟は、地下の下水路で化石発掘を行う調査チームのリーダーであるデイジーと知り合う。デイジーに惹かれたルイージを応援するため、マリオは恋人ダニエラと4人での外食をセッティングするが、謎の男2人が食事後のダニエラを誘拐し、さらにはデイジーまでもさらってしまう。跡を追って地下に下りたマリオたちの前には、謎の入口に引きずり込まれるデイジーの姿が。続けて飛び込むマリオとルイージ。その先には、巨大な地下空間に恐竜人の帝国が広がっていた。デイジーを探してさまよう彼らに、地下帝国の王クッパの手が迫る。

 マリオを『モナリザ』『ロジャー・ラビット』のボブ・ホスキンス、ルイージを『ジョン・ウィック』シリーズのジョン・レグイザモ、クッパを『イージー・ライダー』のデニス・ホッパー、デイジーを『今夜はトーク・ハード』のサマンサ・マシスがそれぞれ演じた。そのほか、『ハリー・ポッター』シリーズのフィオナ・ショウ、『酔いどれ詩人になるまえに』のフィッシャー・スティーヴンス、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』のリチャード・エドソンらが共演に名を連ねた。

 今回のロードショーでは、今夏に完成したばかりの最新4Kレストア版(※劇場環境により2K上映となる場合あり)での上映となる。

■公開情報
『スーパーマリオ 魔界帝国の女神 4Kレストア版』
9月15日(金)より、新宿ピカデリーほかにて公開
出演:ボブ・ホスキンス(富田耕生)、ジョン・レグイザモ(辻谷耕史)、デニス・ホッパー(穂積隆信)、サマンサ・マシ(日高のり子)、フィオナ・ショ(来宮良子)、フィッシャー・スティーヴンス(井上和彦)、リチャード・エドソン(千葉繁)
監督:ロッキー・モートン、アナベル・ヤンケル
製作:ジェイク・エバーツ
共同製作:フレッド・C・カルーソ
脚本:エド・ソロモン、パーカー・ベネット、テリー・ランテ
撮影:ディーン・セムラー
編集:マーク・ゴールドブラット
音楽:アラン・シルヴェストリ
主題歌:ロクセット「スーパーマリオ 愛のテーマ~オールモスト・アンリアル」
配給:TCエンタテインメント
提供:TCエンタテインメント、フィールドワークス
105分/ビスタサイズ/DCP(字幕版・吹替版)/字幕翻訳:馬原もすら/吹替翻訳:久保喜昭/演出:清水勝則/日本初公開:1993年7月3日
©️1993-PATHE FILMS 
公式サイト:https://www.tc-ent.co.jp/sp/mario_movie_1993_jp/
公式Twitter:@mario_1993_4K

関連記事