目黒蓮×原嘉孝“はらめぐ”が『トリリオンゲーム』で！　8年ぶりのドラマ共演に高まる期待

　ハッタリと野心、そして類まれなるコミュニケーション能力が武器のハル（目黒蓮）と気弱なパソコンオタクのガク（佐野勇斗）がこの世のすべてを手に入れるべく、トリリオンダラーを稼ごうとする姿を描く金曜ドラマ『トリリオンゲーム』（TBS系）。第4話から、ハルたちはソーシャルゲーム業界への参入を目論む。その重要なキーマン・桜心護を演じるのが原嘉孝だ。

　原が演じる心護は、新たにハルたちが仲間に引き込む、経営危機のゲーム会社「SAKUSAKULAB」の社長。「ハートが足んねえ！」が口癖で、ゲームに対する愛情が人一倍強く、ハルの出まかせのゲーム愛に心打たれて、トリリオンゲーム社でゲーム開発に乗り出すことになる。

　原は現在、主に舞台を中心に活躍しているジャニーズ事務所所属の俳優。実は目黒と同期でもある。2010年に事務所に入所した原は、目黒を含めた数人のジャニーズJr.とともに先輩グループのバックダンサーとして活躍。ファンからはユニットに属していない“無所属”だが実力のある「無所組」と呼ばれ、彼らを見るためにコンサートを訪れる人も少なくなかった。その後、原は目黒とふたりで、すでに嵐のバックダンサーを務めるなどして長年活躍していたジャニーズJr.内のグループ・宇宙Sixへの加入を果たした。原と目黒は、ステージでもシンメトリーで踊ることが多く、本人たちも雑誌などで仲の良い様子を見せていたことからファンの間で「はらめぐ」コンビとして親しまれていた。2019年に目黒がSnow Manに加入し、原がソロ活動に専念することになってもお互いをリスペクトし合い、それぞれの場所で見事な活躍ぶりを見せてきたふたり。今年の3月に放送された『アイ・アム・冒険少年 春の脱出島4時間SP』（TBS系）で4年ぶりに共演し、無人島からの脱出に挑戦している。

　原は近年、ジャニーズ伝統の舞台である『Endless SHOCK -Eternal-』（2022年）などに出演するだけではなく、『逆転裁判 〜逆転のパラレルワールド〜』（2021年）、『家政夫のミタゾノ THE STAGE 〜お寺座の怪人〜』（2022年）といったゲームやテレビドラマ原作で話題の舞台や、劇作家で演出家の詩森ろばが所属する演劇ユニットによる『スローターハウス』（2022年）などさまざまな舞台に出演。時には主演を務めており、その演技の実力は折り紙付き。だが、テレビドラマへの出演は鈴木梨央と岸優太がW主演を務め、当時の人気ジャニーズJr.が多数出演した『お兄ちゃん、ガチャ』（2015年／日本テレビ系）以来で、目黒とドラマで共演したのも、この時だけであった。つまり、原と目黒の深い絆が、原の約8年ぶりのテレビドラマ出演に繋がっているといってもいいのではないだろうか。ふたりの息のあった掛け合いが早くも楽しみである。

　ハルたちが工夫を凝らし、なんとか軌道に乗せたAIオンラインショップ「ヨリヌキ」は、ドラゴンバンク社が丸パクリして大々的に始めた「花ヴィーナス」にあっさりと取って代わられてしまった。これがビジネスと言われてしまえばその通りだが、このサービスに賭けようと決心した蜜園（余貴美子）のことを思うと心が痛い。簡単にいえば、今回、蜜園と同じような立場になるのが原が演じる心護だろう。ハルには今度こそ、互いにwin-winとなるビジネスを成功させてほしい。まず、心護とともにトリリオンダラーへの道を爆走していく快進撃を見てみたい。

■放送情報
金曜ドラマ『トリリオンゲーム』
TBS系にて、毎週金曜22:00〜22:54放送
出演：目黒蓮（Snow Man）、佐野勇斗、今田美桜、福本莉子、竹財輝之助、あかせあかり、國村隼、吉川晃司
原作：稲垣理一郎／作画：池上遼一『トリリオンゲーム』（小学館『ビッグコミックスペリオール』連載）
脚本：羽原大介
演出：村尾嘉昭、竹村謙太郎、田中健太
プロデューサー：松本明子、松下ひろみ、加藤章一
主題歌：Snow Man「Dangerholic」（MENT RECORDING）
製作：TBSスパークル、TBS
©TBS／撮影：高橋裕子
公式サイト：https://www.tbs.co.jp/trilliongame_tbs/
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