SILENT SIREN&ユージ、声優初挑戦の思い出語る 泉谷しげるは「めんどくさかったな」

 アフレコではこんな一幕も。サイサイの次がユージの出番だったそうなのだが「僕、早めに入っちゃったんですけど、ま~(サイサイが)押しましたね!」と述懐。サイサイの3人は、夜遅くにユージにバトンタッチしたのが申し訳ないと思っていた、と明かしつつ「翌朝、(ユージが)生放送に出られていて、スゴいと思いました」と絶賛した。

ユージ

 ここで、特別ゲストの『愛しのクノール』応援団長・清水あいりが登場。「いろいろやらかしたいなと思います」との宣言通り、着てきた学ランを脱ぎ捨て、クノール風ピンクのセクシーな衣装を披露した。彼女に絡まれた泉谷は「逆セクハラだよ!」「もう帰ろうかな」と顔をしかめ、笑いを誘う。

 清水が得意とする「あいうえお作文」披露の企画にて、清水がセクシーなポーズを決めた際には「別ギャラがほしい」と泉谷。しかし、彼女がNHK大河ドラマ『どうする家康』に出演していたことに気づくと「家康を誘惑する嫁さん(側室)候補だよな。あ~君か!」と反応。すぐさま「あのとき(テレビの)スイッチ切ろうかと思ったんだよ!」とぶつけて笑いを起こしていた。

(左から)泉谷しげる、清水あいり

 最後にすぅは、映画を楽しみにしている人に向けて「大人から子どもまで楽しめる作品です。動物と人間との絆に心温まる映画になっていますので、たくさん観に来てください。劇場まで何度も来てくれると嬉しいです!」とPRした。

すぅ

 一方、あいにゃんが「観終わったあとに考え方が変わったり、意識が変わったりするような作品」と言えば、ゆかるんも「家族との絆、ペットとの絆、あと命の大切さについても考えるきっかけになるんじゃないかなと思います」と熱弁した。

ゆかるん

 ユージは、すでに3人が魅力を語ってくれたとしつつ「声優初挑戦のメンバーが演じている様子など、ストーリーとはまた違った“楽しむポイント”もたくさん詰まっています」と別軸での映画の楽しみ方をプレゼン。そんな彼は、清水が「“どんな手”を使ってもかまわないので、『愛しのクノール』を大ヒットさせられるように、たくさん盛り上げていただけたら」と述べた際に「“合法的な手”でお願いします!」とフォローを入れた。

清水あいり

 こうしてキャストや応援団長が、作品愛にあふれたコメントをする中、泉谷は「この素晴らしい映画館に、本当にふさわしくない映画!」と悪態。しかし、最後には「技術的には本当に素晴らしい。(ウンチがよく出るため)そういうのが好きな子どもたちに集まってほしいかな」と、まるで自身が演じるスパウトじいちゃんのように語っていた。

■公開情報
『愛しのクノール』
日本語吹替版:T・ジョイPRINCE品川ほかT・ジョイ、およびイオンシネマ系劇場にて全国公開中
日本語字幕版:7月8日(土)より、ユーロスペースほかにて順次公開
監督:マッシャ・ハルバースタッド
プロデューサー:マルリーン・スロット
原作:トスカ・メンテン『Die Wraak Van Knor/クノールの復讐(原題)』(日本未発売)
声の出演:少女バブス:SILENT SIREN すぅ、スパウトじいちゃん:泉谷しげる、母マルグリート:SILENT SIREN ゆかるん、肉屋のお客さん:SILENT SIREN あいにゃん、父ノール:ユージ、肉屋スマック:杉田智和、クリスおばさん:森本73子、友人ティーン:知念明希保
提供:リスキット、Cell Inc、トムス・エンタテインメント
配給:リスキット
配給協力:Cell Inc
2022/DCP/オランダ映画/オランダ語音声・日本語字幕/日本語吹替/73分/原題:Oink(Knor)
©2022 Viking Film,A Private View
公式サイト:https://knor.info/
公式Twitter:@knor_jp

関連記事