SILENT SIREN&ユージ、声優初挑戦の思い出語る 泉谷しげるは「めんどくさかったな」

 現在公開中の映画『愛しのクノール』の公開記念舞台挨拶が、7月8日にT・ジョイ PRINCE 品川で開催され、声優を務めたSILENT SIREN(すぅ、ゆかるん、あいにゃん)、泉谷しげる、ユージらが登壇した。

 本作は、オランダ生まれのパペットアニメーション映画。9歳の誕生日に欲しかった仔犬の代わりに、祖父・スパウトじいちゃん(CV:泉谷しげる)から子豚をプレゼントされた少女バブス(CV:すぅ)。最初は不満だった彼女だが、クノールと名付けた子豚が愛おしくなっていく。しかし、祖父が子豚をプレゼントしたのには理由があって……。今回のイベントは、応援ゲストとして大倉士門がMCを担当した。

大倉士門

 泉谷以外は今回声優初挑戦。意識したことを問われたすぅが「めちゃくちゃ緊張していたんですけど、起伏が少ない子なので、淡々とした感じを出せるように頑張りました」と返すと、泉谷が「その情報必要?」と悪態をついて笑いを誘った。

 そんな泉谷は、今回の声優仕事について「めんどくさかったな~! 12月から1月までやって(時間がかかった)。しかも歌まで歌わされて、あのギャラだよ!」と泉谷節をさく裂。「俺はこういう役だからな。今日、悪態つくよ!」と宣言した。そうしてディス発言を繰り返しつつも「(作品の)マペット技術は素晴らしい」と褒めることは忘れなかった。

(左から)あいにゃん、泉谷しげる、すぅ

 ゆかるんは、バブスの母・マルグリートを担当。「お母さん役ということで、いろんなアニメのお母さんの声を聴きくらべてみました。実際に声を録るときは、『いつもより低めがいいと思います』とアドバイスをいただき頑張りました」と振り返った。

 肉屋のお客さんの声を担当したのは、あいにゃん。当初は、イラストデザインのオファーだったものの、急きょ声優にも初挑戦することに。「(あるシーンで)叫ぶところはすごく気持ちよかったです」と回顧した。

あいにゃん

 ここで、バブスの父・ノールの声を担当したユージが「こんなに初めてのキャスト集める?」と疑問を投げかける。そんな彼ら彼女らを支えるように杉田智和や、知念明希保など声優チームがキャストでいるのだが「普通、初めてだらけだと怖いから(初声優は)1人とかにするけどね!」とコメントして笑いを起こした。

関連記事