毎週月曜日から金曜日に放送されているNHK連続テレビ小説『らんまん』（土曜日は1週間の振り返り）。第56話から第60話までの第12週「マルバマンネングサ」を振り返る。

　第56話では、寿恵子（浜辺美波）と万太郎（神木隆之介）が愛を伝え合い、“冒険者”として共に歩んでいくことを誓い合った。寿恵子と万太郎の抱擁は、これまでの全シーンの中でももっとも幸福な一コマとなった。

　第57話では、万太郎と寿恵子は夫婦になることをまつ（牧瀬里穂）に報告。まつも文太（池内万作）と一緒になることを決めた。それから半年後、万太郎、寿恵子、竹雄（志尊淳）は高知へ里帰りする。

　第58話では、高知に帰ってきた万太郎は役人に詰め寄られる綾（佐久間由衣）の姿を目の当たりにする。「峰屋」を取り巻く環境、そして祖母・タキ（松坂慶子）の症状など、万太郎が東京へ発つ前とはさまざまなものが変化していた。寿恵子と初対面を果たしたタキは、槙野家に嫁ぐ時の決まりと「百人一首」の勝負を挑む。

　第59話では、「百人一首」の勝負を通じて寿恵子の人柄に触れたタキは、あらためて万太郎と夫婦になることを認める。「峰屋」で宴が行われる中、竹雄は綾に改めて思いを伝えるのだった。

　第60話では、タキ（松坂慶子）は医師の鉄寛（綱島郷太郎）に病気を治してほしいと依頼。一方、万太郎のもとにマキシモヴィッチ博士からの手紙が届く。万太郎が送った標本の中のマルバマンネングサを新種と認め、「makino」という言葉が入った学名が付けられるという内容だった。

【写真】寿恵子（浜辺美波）を抱きしめる万太郎（神木隆之介）

■放送情報
NHK連続テレビ小説『らんまん』【全130回（全26週）】
総合：午前8:00〜8:15、（再放送）12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K：7:30〜7:45、（再放送）11:00 〜11:15
出演：神木隆之介、浜辺美波、志尊淳、佐久間由衣、広末涼子、松坂慶子ほか
作：長田育恵
語り：宮﨑あおい
音楽：阿部海太郎
主題歌：あいみょん
制作統括：松川博敬
プロデューサー：板垣麻衣子、浅沼利信、藤原敬久
演出：渡邊良雄、津田温子、深川貴志ほか
写真提供＝NHK