花江夏樹×桜田ひよりが語る『ライオン少年』で感じた文化の違い 「初めてのことばかり」

「観てくださる方々にとっての“きっかけ”となる作品」

ーー個人的に、本作は音楽も印象的でした。音楽についてはどのように感じられましたか?

花江:この作品は、誰にでもわかりやすいように、ちゃんと“盛り上げて落とす”演出がされていますが、それは音楽で成り立っている部分もあったのかなと思います。特に弦楽器を基調とした音がすごく心地いいと思っていて、音楽が流れると中国の作品なんだなと、情景が伝わってきます。歌詞の意味は全くわからないけれど、伝わってくるものがあって、最初から引き込まれました。

ーー桜田さんは音楽に関してどのような印象を持っていますか?

桜田:音楽がシーンに加わるだけで、こんなに迫力満点になるんだなと思いました。改めて、音楽はすごく大切な要素だと思いました。日本ではあまり聴かない楽器の音色と映像が共に流れているのをスクリーンで体験すると迫力があります。小さい画面で観るよりも、大きな劇場で観ていただいて、世界に引き込まれている感覚を味わってほしいです。

ーーこれから作品をご覧になる方にメッセージをお願いします。

花江:生きていく中で“ぶち当たる壁”というのは誰しも経験があると思います。彼らも同じように問題を抱えていて、それを乗り越える姿には共感する部分はとても多いと思います。最後に観終わったときに「自分も頑張ろう!」とポジティブな気持ちになれる作品です。いろんな人に楽しんでもらいたいなと思います。

桜田:出てくる登場人物は皆、何か“きっかけ”があって行動していきます。本作が観てくださる方々にとっての“きっかけ”となる作品になったらすごく嬉しいなと思います。

(左から)桜田ひより、花江夏樹

■公開情報
『雄獅少年/ライオン少年』
5月26日(金)全国公開
監督:孫海鵬
エグゼクティブ・プロデューサー:張苗
原題:雄獅少年
声の出演:花江夏樹、桜田ひより、山口勝平、落合福嗣、山寺宏一、甲斐田裕子
配給:ギャガ、泰閣映畫、面白映画、Open Culture Entertainment
2021年/中国語音声/日本語字幕/英題:『I Am What I Am』
©BEIJING SPLENDID CULTURE & ENTERTAINMENT CO.,LTD ©TIGER PICTURE ENTERTAINMENT LTD. All rights reserved.
公式サイト:https://gaga.ne.jp/lionshonen/
公式Twitter:https://twitter.com/lionshonen

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<応募締切>
6月8日(木)

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