【ネタバレあり】『unknown』町田啓太がやはり怪しい? ついに出てしまった犠牲者

 『unknown』(テレビ朝日系)第5話にて、ついに連続殺人鬼の犠牲者が出てしまった。

 その人物とは、五十嵐まつり(ファーストサマーウイカ)。クリーニング店の店主で、大五郎(曽田陵介)の母親。5月14日の「母の日」が、まさかの「Xデー」となってしまった。

 殺害方法は春陽町で起きている通称「吸血鬼殺人事件」と同じで、首元にはアイスピックで2つの穴が開けられている。第一発見者は大五郎。母の日のカーネーションと密かに描いていたまつりの似顔絵がその手にはあった。オンラインゲームからリアルでの(一方的な)運命の再会を果たしていた漣(井上祐貴)が、その勢いのまま告白をしようとしていた矢先の出来事だった。

 それでは、まつりを殺した真犯人は一体誰なのだろうか。この第5話では、虎松(田中圭)の父親であり、殺人犯の一条彪牙(井浦新)が姿を現す。虎松の回想の中ではなく、実際に現代の姿で登場したのは今回が初めて。事件から20年が経ち、目は虚ろで、髪色は白髪になっているが、服装にはそれなりの清潔感も見られ、空白の期間での生活が垣間見えてくる。突如目の前に現れた父に虎松は動揺を隠せず硬直したまま。彪牙は俯きながらその場を立ち去っていく。

 まつりを殺した犯人の推理として、大きな手がかかりになってくるのは亡くなる直前のまつりの表情だ。店の引き戸を開けてやってきた客に、まつりは意外そうな表情を浮かべていた。それはまるで初めて会ったような、またはここにやってくるのが意外というような。それが彪牙であればばっちり条件に当てはまるが、その客は「カツン、カツン」と革靴のような足音を響かせている。彪牙は分かりやすくスニーカーを履いており、真犯人とは別なのではないかと考える。

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