佐々木蔵之介、『風間公親-教場0-』で木村拓哉&新垣結衣と初共演 浅利陽介も出演へ
木村拓哉が主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ『風間公親-教場0-』の第3話に佐々木蔵之介と浅利陽介がゲスト出演する。
「週刊文春ミステリーベスト10」(2013年)第1位、「このミステリーがすごい!」(2014年)第2位を獲得した長岡弘樹の警察小説をドラマ化した『教場』シリーズ。今作では、『教場』(2020年)、『教場II』(2021年)で風間公親(木村拓哉)が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代が描かれる。
第3話にゲスト出演する佐々木は、法医学教室の大学教授・椎垣久仁臣を、浅利は助教授の宇部祥宏をそれぞれ演じる。椎垣は殺人事件があるとワイドショーにコメントを求められるほど、世間での知名度もある法医学教授で、これまでの実績が認められ、次の医学科長への昇進が内定していた。解剖室で刑事の立ち会いのもと、死体の解剖を行う椎垣と宇部。助教授の宇部にも早く一人前になってほしい椎垣は、本来は教授しかやってはいけない規則となっているが、助教授の宇部に解剖の一部を任せる。解剖する死体は服毒自殺の可能性のある死体だが、自分が任されたことへの緊張と焦りで、宇部は解剖用の防毒マスクの装着を忘れたまま、胃を切開してしまい……。一方、県警本部、風間のいる指導官室。指導官室のドアをノックして入ってきたのは隼田聖子(新垣結衣)。「風間道場」初の女性刑事として、風間の元で捜査を学ぶためにやってきたのだった。
フジテレビドラマには木曜劇場『離婚弁護士』(2004年)、木曜劇場『医龍 -Team Medical Dragon-』(2006年~2014年)シリーズなどの人気作に出演してきた佐々木。月9ドラマへの出演は、『ミステリと言う勿れ』(2022年)以来となる。そんな佐々木は、意外にも主演の木村とは今作が初共演。さらに、第3話で風間とバディを組む新人刑事・隼田聖子役の新垣結衣とも初共演となる。
また、4月17日放送の第2話では、小学校で、女性教諭が殺害された現場に、風間と瓜原潤史(赤楚衛二)が臨場。小学校の校庭に建つブロンズ像、そのブロンズ像に付着した血液と、その下に倒れた死体。風間に見込みがないと判断されれば、即刻交番勤務に戻されてしまう、後のない瓜原が事件に臨む。
コメント
佐々木蔵之介
『教場』シリーズは以前から拝見していましたので、出演のお声がけを頂いた時は大変うれしく思いました。と同時に、“生徒役か!?”とよぎりましたが、本作は風間公親が教官として警察学校に赴任する前の物語とのことで、生徒役はなく、生徒役のはずもなく、法医学教授でした。木村さん、新垣さんと作品をご一緒するのは初めてでしたが、本番では程よい緊張感を保ちつつ、カットがかかれば世間話に笑ったり、和やかな現場を過ごすことが出来ました。ただ、解剖室でのシーンが多かったため、お互いにほぼ目元しか見えてませんでしたが・・・(笑)。でも、その風間公親の眼、本質を見抜く強い視線、鋭い洞察力こそが、このドラマの醍醐味(だいごみ)だと思いました。楽しんでご覧ください。
プロデュース 渡辺恒也(フジテレビ 編成部)
この回の脚本を初めて読んだ時に、椎垣久仁臣役のキャスティングで自然と頭に思い浮かんだのが、佐々木蔵之介さんでした。一見、謙虚にふるまってはいるが、内心は野心とプライドに満ちあふれた大学教授・椎垣を、安定の演技力で表現していただき、どこか憎めない人間として“おかしみ”のある魅力的なキャラクターにしていただいたと思います。法医のプロVS捜査のプロで繰り広げられる緊張感あふれる心理戦を、どうぞお楽しみに!
■放送情報
フジテレビ開局65周年特別企画『風間公親-教場0-』
フジテレビ系にて、毎週月曜21:00~21:54放送
出演:木村拓哉、赤楚衛二、新垣結衣、北村匠海、白石麻衣、染谷将太、堀田真由、濵田崇裕(ジャニーズWEST)、結木滉星、小林薫、小日向文世
原作:長岡弘樹『教場0 刑事指導官・風間公親』『教場X 刑事指導官・風間公親』(小学館)
脚本:君塚良一
音楽:佐藤直紀
主題歌:Uru「心得」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
プロデュース:中江功、渡辺恒也、宋 ハナ
演出:中江功、西岡和宏
制作・著作:フジテレビ
©︎フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/kyojo0/
公式Twitter:@kazamakyojo