チャ・ウヌ、イム・シワン、パク・ジフンら"演技ドル"がアツい! いま注目の6人を紹介

ユク・ソンジェ(BTOB)

『ゴールデン・スプーン』(MBC公式サイトより)

 『ゴールデン・スプーン』は貧しい家庭に生まれた子供が、偶然、手に入れた“金のスプーン”を通じて、裕福な家庭に生まれた友達と運命を変えて、後天的な“クムスジョ”(裕福な家に生まれたこと)になる人生アドベンチャーストーリー。

 BTOBのサブボーカルとして精力的に活動していながらも、リアリティ番組やバラエティにも出演、近年では俳優としても活躍が続くソンジェ。除隊後の復帰作となった本作で演じたのは、これまで演じてきた明るい役柄とは反対の心に闇を抱えながらも奮闘する主人公のイ・スンチョン。複雑な思いや背景を持つ人物たちの葛藤と欲望が渦巻く関係の中心的人物で、貧しさからの悔しさ溢れる姿から、余裕のある大富豪の姿まで演じ分ける絶妙な表現力の振り幅は必見だ。

 ソンジェといえば、大ヒットドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』で裕福な財閥の御曹司であるドクファを演じ、本作でもそのお坊ちゃんの姿からは変わらない品格のある麗しさを感じることができる。

ジニョン(GOT7)

『ユミの細胞たち2』(CJ ENM公式サイトより)

 ウェブトゥーンが原作のドラマ『ユミの細胞たち』のシーズン2は、ク・ウンと別れた主人公のキム・ユミは失恋したショックで、“細胞村”は大荒れだった。“ウジウジ細胞”も出現し、ユミの未練は続くのかと思いきや、同僚のユ・バビから告白をされ、ユミの細胞村では、バビクラブが結成され、細胞たちは新たな恋愛を応援し始める。

 新たな夢に向けて再出発するユミの姿や、“舌細胞”や“右手細胞”など細胞たちが格段にパワーアップしていたり、元彼のウンも登場し、先が読めない展開がラストまで続いていくシーズン2。その中でも一際輝いていたのがジニョン演じるボビーだ。真面目で控えめな性格なのに、恋にはド直球。そこに大人の色気も持ち合わせているキャラクターで、ユミの全てを優しく朗らかに包み込んでくれるような1つ1つの言動に心を打たれ、釘付けになる。誠実さを感じる真っ直ぐな瞳から涙を流すシーンでは、彼の繊細な表情演技に脱帽させられる。また、ドラマごと世間に広く知られるきっかけになったともいえる、“歴代最高なのでは?”と思わせるようなキスシーンもあり、ボビーの沼すぎる魅力に惹かれること間違いなし。

パク・ジフン(Wanna One)

 『弱いヒーロー Class1』は、成績順位1位の優等生ヨン・シウンが学校内外の暴力に果敢に立ち向かうアクションドラマ。生まれつきの頭脳を活かした心力戦や、様々な道具を活かして戦う姿が見どころだ。

 そんなヨン・シウンを演じるパク・ジフンは本作で初めてアクションに挑戦。これまでの爽やかでかわいらしいイメージをガラッと変えて挑んだ演技から、その作品に懸ける情熱を感じることができる。

 友情を犠牲にしてでも守り抜くシウンの姿、承認要求や被害妄想で自ら最悪な結果を招いてしまう生徒たちの対照的な描き方、そして、題材がいじめや暴力なこともあり、激しい喧嘩や暴行シーンなどが濃く深く描かれていて、“学校版『D.P. -脱走兵追跡官-』”ともいえるようなそのリアルさが話題を呼んでいる。

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