ポール・シュレイダー監督×マーティン・スコセッシ製作『カード・カウンター』6月公開決定
マーティン・スコセッシが製作を手がけたポール・シュレイダー監督・脚本作『The Card Counter(原題)』が、『カード・カウンター』の邦題で6月16日よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほかにて全国順次公開されることが決定した。
『タクシードライバー』『レイジング・ブル』など、これまでに数々の作品の脚本を手がけてきたシュレイダーが監督・脚本をを務め、再びスコセッシとタッグを組んだ本作。元上等兵のウィリアム・ティリッチは特殊作戦兵士として自らがアブグレイブ捕虜収容所で犯した罪に苦しみ、刑務所で服役した後、ギャンブラーとして出直そうとしている。しかし、彼は今も過去に犯した行為に心が苛まれている。孤立と絶望を断ち切り、愛と人とのつながりを手にした後でさえも。唯一の解決策は、自らの過去に向き合うことだった……。
主人公ウィリアム・ティリッチを演じるのは、『DUNE/デューン 砂の惑星』『ムーンナイト』のオスカー・アイザック。そのほか、ギャンブルブローカーのラ・リンダ役を『サタデー・ナイト・ライブ』のティファニー・ハディッシュ、ウィリアムと疑似父子のような関係を結ぶ若者カークを『レディ・プレイヤー1』のタイ・シェリダン、さらに物語のカギとなるウィリアムの元上司ジョン・ゴードを『スパイダーマン』のウィレム・デフォーが演じている。
前作『魂のゆくえ』と同様に、怒りと罪の意識に苛まれる孤独な男の魂が描かれるスリラーに仕上がった本作。映画好きで知られるバラク・オバマ元米大統領も『ドライブ・マイ・カー』などと並べて2021年のお気に入り14本として紹介している。
■公開情報
『カード・カウンター』
6月16日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほかにて全国順次公開
出演:オスカー・アイザック、ティファニー・ハディッシュ、タイ・シェリダン、ウィレム・デフォーほか
監督・脚本:ポール・シュレイダー
製作総指揮:マーティン・スコセッシほか
配給:トランスフォーマー
2021年/アメリカ・イギリス・中国・スウェーデン/英語/112分/カラー/ビスタ/5.1ch
©2021 Focus Features. A Comcast Company.
公式サイト:https://transformer.co.jp/m/cardcounter/
公式Twitter:https://twitter.com/cardcounter_jp