『エスター ファースト・キル』予告編&ポスター公開 矢島晶子による日本語吹替版の制作も

 3月31日に公開される『エスター』の前日譚『エスター ファースト・キル』の予告編と日本版ポスタービジュアルが公開された。

 『ブラックアダム』『ジャングル・クルーズ』のジャウマ・コレット=セラが監督を務めた『エスター』は、裕福なコールマン家が孤児院からエスターを養子に迎えるところから物語が始まる。エスターは聡明で、画才もあり、家族に喜びを持って受け入れられ、親子として幸せな関係を築いていく……はずだった。彼女の真実を知った時、物語は予想できないラストへと突入していき、その結末に世界中が恐怖に飲み込まれた。日本でも大反響を呼び起こした『エスター』から14年。エスターはいかにして凶暴性を秘めたサイコパスへと覚醒したのか。本作では、オルブライト家を舞台に、彼女の衝撃的な過去が明らかとなる。

映画『エスター ファースト・キル』予告編

 公開された予告編は、4年前に失踪した娘が保護されたことを知った母のトリシアが、エスターを迎え入れるところから始まる。幸せな時間が戻ってくると喜ぶ一家だが、やがてトリシアはまるで別人のような娘の変貌に疑念を抱き始めるのだった。前半は“本当の家族”と楽しく過ごす人形のように可憐なエスターの姿が映し出されるが……。映画公式サイトでは、ナレーションが異なる「エスターかわいい♪」バージョンも用意されている。

 予告編のナレーションを務めたのは、『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけ役や、『ホーム・アローン』シリーズのケビン役など、子役の吹き替えも多く担当する矢島晶子。日本語吹替版の制作も決定し、矢島は前作同様、エスターの吹き替えも担当する。

 あわせて公開された日本版ポスターは、エスターの愛らしさと恐ろしさが表裏一体となったビジュアルに。「この娘、やっぱり変だ。」というコピーが添えられている。

■公開情報
『エスター ファースト・キル』
3月31日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほかにて全国ロードショー
監督:ウィリアム・ブレント・ベル
脚本:デヴィッド・コッゲシャル
原案・製作総指揮:デヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック
プロデューサー:アレックス・メイス、ハル・サドフ、イーサン・アーウィン
出演:イザベル・ファーマン、ジュリア・スタイルズ、ロッシフ・サザーランド、マシュー・アーロン・フィンラン
配給:ハピネットファントム・スタジオ
アメリカ/99分/R-15/カラー/5.1ch
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公式サイト:https://happinet-phantom.com/esther/
公式Twitter:@esther_movie

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