さらば青春の光、アンタッチャブル、チョコプラも 映画タイトルが由来のお笑いコンビたち
テレビの放送内容をテキスト化した「TVメタデータ」を提供する株式会社エム・データによる「2022年TV番組出演ランキング」にて9位と11位にランクインした「チョコレートプラネット」。コント、モノマネ、バラエティなどを中心にテレビ番組やCMで幅広く活躍する2人のコンビ名は、2人が好きな単語を持ち寄ってコンビ名をつけることになった際に、松尾駿はチョコレート、 長田庄平はプラネットと回答し、決まったという。
もともと深い意味はないとも言われていたが、長田が自身のInstagramにて、映画『ファンタスティック・プラネット』の大ファンで、コンビ名の由来にもなっていると明かした。『ファンタスティック・プラネット』は、フランスのSF作家ステファン・ウルのSF小説をアニメ映画化したもの。惑星イガムを舞台に人間型のオム族と、彼らを奴隷のように扱うドラーグ族の戦いと協調を描いた作品だ。
このほかにも、映画の名前を由来としたコンビはベテランから若手まで幅広くいる。例えば「しのびねぇな」「かまわんよ」のやりとりでおなじみのトータルテンボスは、ツッコミの藤田憲右が観た映画『トータル・リコール』と、ボケの大村朋宏がコンビ名の候補に挙げていたテーマパーク「ハウステンボス」をくっつけたもの。また、世相を切るしゃべくり漫才が魅力のウーマンラッシュアワーは、ボケの村本大輔が好きな映画『プリティ・ウーマン』と『ラッシュアワー』のタイトルを合わせて名付けられた。強烈なキャラクターが特徴のドランクドラゴンは『ドランクモンキー 酔拳』と『燃えよドラゴン』2つの映画のタイトルを掛け合わせたコンビ名だ。
今回紹介しきれなかったコンビを含めて、映画が名前の由来となっているコンビはまだまだいる。ぜひ推している芸人の由来となっている映画もチェックしてみてはいかがだろうか。