パク・ソダム、『パーフェクト・ドライバー』は「絶対に映画館で!」 続編の可能性も?
「私自身は決して運転が得意なタイプではなかったので、撮影に入る前は不安があったのは事実です。でも、私が“パーフェクト・ドライバーのウナ”になれるように、多くの方がサポートをしてくださいました。そのおかげでとても楽しみながら撮影に臨むことができましたし、できることが増えるにつれて、監督からのリクエストにも応えられるようになりました。当初はスタントマンさんが入る予定だったシーンも、私が運転しているところもあるんですよ。本作の撮影の後は私生活での運転も楽しくなりました。もちろん、劇中のウナのようなドライビングはしていないですけど(笑)」
スタントが入っているシーンもあるということだが、パク・ソダムが演じているシーンも、ハンドルの回し方やギアチェンジ、視線の送り方などはまさに“プロ”の一言だ。
「私自身が運転していると思っていただけるように、視線や首の角度、指の使い方までひとつひとつ細かい点をチェックしていきました。普段の生活ではドリフトなんてすることはないのですが(笑)、どういう動きをすれば車が動くのかということはひとつひとつ理解するようにしました。そんな細部までこだわった点を、カメラマンが見事に切り取ってくれて、編集の方が匠に繋いでくれました。私自身が一番驚く、“パーフェクト・ドライバーのウナ”がそこにいました。完成した映像にもっとも驚き、もっとも楽しんだのは、私自身だと思います」
パク・ソダムは、ドライブテクニックに加えて、迫力の戦闘シーンでもアクションを披露している。演じるにあたってどんな役作りをしたのだろうか?
「子どもの頃から身体を動かすのは大好きでした。大学生のときに短編映画でアクションに挑戦して以来、またいつか演じたいと思っていたんです。本作は待ちに待ったアクション作品でしたが、想像以上に難しさを感じました。ですが、私のスタントを務めてくれた方が手取り足取り教えてくれて、気持ちを通わせることで乗り越えることができました。今では私の姉のような存在です。役作りの準備としては、他の映画作品などを参考にするということではなく、パク・デミン監督とじっくり話し合うことを一番大切にしていました」
ノンストップの約2時間、本作は最初から最後まで楽しめる一作となっている。あの“美しい”ラストシーンをパク・ソダムはどう捉えているのだろうか。
「私もスタッフさんたちも、“あの後”にどんな物語があるんだろう?という話はよくしました。ウナとソウォンはきっと車に乗り続けていると思いますし、彼女たちの物語は続いていくと思います。だからこそ、『パーフェクト・ドライバー2』も絶対にやりたいです! 今から準備しておきます(笑)」
■公開情報
『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』
全国公開中
出演:パク・ソダム、ソン・セビョク、キム・ウィソン、チョン・ヒョンジュン、ヨン・ウジン、ヨム・ヘラン、ハン・ヒョンミン
監督・脚本:パク・デミン
提供:カルチュア・エンタテインメント、テレビ東京
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
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公式サイト:https://perfectdriver-movie.com/