『ハマる男に蹴りたい女』で“俳優”藤ヶ谷太輔の魅力を再確認 大人の恋愛ドラマで新境地
『ハマる男に蹴りたい女』スタートの前日、1月13日には約6年ぶりとなる主演映画『そして僕は途方に暮れる』が公開された。本作は、2018年に藤ヶ谷が主演を務めた同名舞台を映画化したもので、『娼年』などを手掛けた三浦大輔が舞台の作・演出に続き脚本・監督を担当。撮影にあたっては役に向き合い心身ともに追い詰められ、アイドル業に支障が出たとも語っていた(※2)。それほどのめり込んだ証であり、本作によって役者としての筋力が鍛えられ、表現の幅もさらに広がったのではないだろうか。
そんな苦労を乗り越えて、挑むのはラブコメディ。元エリート社員が紆余曲折を経て女性が暮らす下宿の管理人を任され、ズボラ女子に振り回される“じれキュン”ストーリーだ。1月13日にゲスト出演した『徹子の部屋』(テレビ朝日系)では、本作出演にあたって中井貴一に相談したことを告白。中井からは「重い役をずっとやり続けるとライトな役に振り切るのが難しくなるから、いま重いのも大事にしながらやっぱりライトな役っていうのも大事にしていった方がいい」とアドバイスされたという(※3)。
遡ること2013年放送の『キスマイBUSAIKU!?』(フジテレビ系)でのこと。胸キュンシーンをメンバー同士で競っていたのだが、バラエティとはいえ藤ヶ谷は「大人の恋愛ドラマが決まるかどうかの時に、ここでブサイクとったらぜってー決まんねぇって」とメンバーを鼓舞する場面があった(※4)。これは藤ヶ谷の何事も真摯に本気で挑む姿勢が窺える発言で印象に残っている。ラブコメから遠ざかること10年超、35歳、藤ヶ谷の俳優としての新たな挑戦が見られそうだ。
参照
※1. https://japan.cnet.com/article/35034606/2/
※2. https://natalie.mu/eiga/news/499296
※3. https://coconutsjapan.com/johnnys/post-93853/93853/
※4. https://www.excite.co.jp/news/article/E1366829803488/?p=4
■放送情報
『ハマる男に蹴りたい女』
テレビ朝日系にて、1月14日(土)スタート 毎週土曜23:00~23:30放送
出演:藤ヶ谷太輔、関水渚、京本大我、久保田紗友、西田尚美、西垣匠、サーヤ(ラランド)、田渕章裕(インディアンス)、金子隼也、大地真央
原作:天沢アキ『ハマる男に蹴りたい女』(講談社『Kiss』連載中)
脚本:関えり香
監督:片山修、中前勇児ほか
ゼネラルプロデューサー:中川慎子(テレビ朝日)
プロデューサー:田中真由子(テレビ朝日)、尾花典子(ジェイ・ストーム)、平林勉(AOI Pro.)、小林麻衣子(テレビ朝日)
音楽:木村秀彬
主題歌:Kis-My-Ft2「Lemon Pie」(MENT RECORDING)
制作協力:AOI Pro.
制作著作:テレビ朝日、ジェイ・ストーム
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