関ジャニ∞ 安田章大、幻のPV撮影も? 7年ぶりの映画出演となった『嘘八百』を語る

 1月6日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて、映画『嘘八百 なにわ夢の陣』公開記念舞台挨拶が行われ、W主演を務める中井貴一をはじめ、関ジャニ∞の安田章大、中村ゆり、友近、そして武正晴監督が登壇。新年にふさわしく華々しいメンバーで映画の公開を祝った。

 本作は、2018年公開の映画『嘘八百』シリーズの第3弾。千利休(堺)、古田織部(京都)に続いて、今作では大阪・なにわを舞台に、豊臣秀吉の縁起物「秀吉七品」の中で唯一所在不明のうつわ「鳳凰」を巡って“骨董コンビ”が丁々発止のお宝騒動を巻き起こす。

 主演の中井は初日が開けるまで自分の映画は観ない主義だと明かし、「今日を以て初めて観ることができるようになります。自分で決めてることなんで(笑)、久しぶりに映画の初日にみなさんの顔を拝見できて幸せに思っています」と喜びを語った。

中井貴一

 続いて安田も「それ以上にコロナも落ち着いてないなか、たくさん(席が)埋まっているこの状況下に非常に感謝しております」と感慨深げに語り、中井の言葉を踏まえて「初日まで自分も映画を観ないということに決めました(笑)」と会場に笑いをもたらした。中村は「一粒万倍日と天赦日が重なる2023年の中でもすごい開運の日らしいです。そんな日にみなさんと初日を迎えられた」と喜びをあらわにし、明るい笑顔を見せた。続いて、友近は午前から集まった観客に向けて、「ヨガをされてる方は2時くらいに起きたのでは」と笑いを交えながら挨拶。そして本日、残念ながら参加できなかった佐々木蔵之介からビデオメッセージが寄せられ、「これは開運映画です!」と声を張る様子が映し出された。

スクリーンに映る佐々木蔵之介

 中井は、3作目は海外での撮影を希望していたが、大阪に戻ってきたと説明。これまでは16日間で1本の撮影を行っていたが、今回は1カ月ほどかけて撮影したと明かし、「僕たちにとってはすごく余裕のある状態」と撮影を回顧。また「大阪城にあんなに財宝があるとは思わなかった。ぜひ中に入っていただき秀吉の財宝などを観てほしい」と興奮した様子で語った。

安田章大(関ジャニ∞)

 安田は豊臣秀吉のお墓参りをしたと報告。7年ぶりの映画出演となった安田が演じるのは、カリスマ波動アーティストのTAIKOH。劇中でTAIKOHが絵を描くシーンについて、息をのむような迫力だったとMCから伝えられると、「いろんなシーンがちょこちょこと出てきて……2日間くらいですかね?」と武監督に語りかけると、「最後のクライマックスのところはほとんど1日。実はTAIKOHのPVを撮っていたんです。ほとんど使ってないんですけど、3分間のビデオがあって、どこかでみなさんに観ていただきたいと思うくらいたくさん撮りました」と明かした。武監督はそのシーンの撮影について「(安田に)何かが降りてきてる感じですごかった」と回顧。安田は「恐れ多い」とコメントしつつ、「表現させていただける場をいただけたので、監督、そしてみなさまに感謝したい」と気持ちを伝えた。

関連記事