町田啓太&山崎怜奈、特別防犯支援官に就任 「防犯意識をお伝えできるように日々精進」
最後に杉が「新たにふたりが支援官に加わり戦力アップ、ということで県警の皆さんにも喜んでいただけると思います。必ず特殊詐欺を根絶する、という意識でおりますのでよろしくお願い致します」と話し、委嘱されたメンバーにメッセージを贈る。
そしてSOS47の令和4年度の広報啓発ポスターが発表された。これについて山崎は「日常的に忘れがちなことが丁寧に言葉にされています。これを見た時に、犯罪を犯してしまいそうな人が一歩手前で止められたら」と想いを明かした。
その後、記者向けの囲み取材も行われた。ここで杉は新たにSOS47に加わった山崎に対し、「以前よりチームに参加して頂いていて、防犯の意味もよく理解している」と太鼓判。町田には「10年くらい前からよく知っていて、人格的にとてもまじめな人」とした。両者には学校訪問などで学生に発信していくことが期待されているという。
被害根絶のための対策については「知識を付けることや被害の実例を認識すること」と山崎。続く町田は「子供、孫世代が犯罪についての理解を高めて、伝えていくことが大事。自分の身の回りで話すだけでも広がっていくのでは」と提言した。
これにより「SOS47・特別防犯支援官委嘱式」は幕を閉じた。新たに町田と山崎をメンバーに加えたプロジェクトによる発信によって、特殊詐欺の件数が減り、撲滅に向かうことを願うばかりである。