チョン・ヘイン、三池崇史監督との初タッグを振り返る 「現場で“コネクト”できていた」

 12月7日よりディズニープラス スターにて独占配信される『コネクト』の記者会見が12月1日にシンガポールのマリーナベイサンズにて行われ、キャストのチョン・ヘイン、コ・ギョンピョ、キム・へジュン、監督を務めた三池崇史が登壇した。

 本作は、自分の人生を取り戻すことを決意した男の戦いを描くクライムSFスリラー。突然、臓器売買組織に誘拐され、眼を奪われてしまった主人公のハ・ドンス(チョン・ヘイン)は、実は不死身の新しい人種“コネクト”で、移植された人物の視覚を持つようになる。しかし、その眼の持ち主は、ソウルの住民を脅かす連続殺人犯だった。ドンスは、奪われた眼を取り戻すため、あらゆる手を使って殺人鬼オ・ジンソプ(コ・ギョンピョ)を追い続ける。

三池崇史

 自身にとって初の韓国ドラマをディズニープラスで手がけることになった三池監督は、「配信という形で作品を発表するのは自分にとって初めて。さらにそれが自分にとって一番遠い存在のようなディズニープラス。助監督の頃にタイムスリップできるなら、『大丈夫、ディズニープラスで撮れるようになる』と言ってあげたい。それくらい自分にとって特別な作品」と作品への思い入れを明かす。

 ディズニープラスを通して全世界に配信される点について、主演を務めたチョン・ヘインは、「役者として、たくさんの方々に作品を観ていただくのは本当に幸せなこと。ディズニープラスのおかげで全世界にストリーミングされることに感謝です。本当に運がいいと実感します」と話すと、コ・ギョンピョも「いい時代に生まれた」とチョン・ヘインに賛同し、キム・へジュンも「韓国のみならず全世界に配信していただけるのは感謝しかない」と口を揃えた。

(左から)三池崇史、チョン・ヘイン、コ・ギョンピョ、キム・へジュン

 また、三池監督は本作を手がけることになった背景について、「自分のこれまでのキャリアから、『あいつにやらせるといいんじゃないか』という形で選ばれた。ウェブトゥーンという原作を含め、自分の生きている今この時代に一致している。自分では運命だと思っています」とコメント。また、韓国の俳優と日本の俳優の違いについて聞かれると、「もともと韓国の作品のファンで、日本の俳優と何が違うんだろうと確かめに来た場でもありました。韓国の俳優は、根本的にパッションの部分、生きていくためのエネルギーが強い。演技力などを超えた、役者として大事なものを持っているように感じました」とその違いについて言及した。

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