『ちむどんどん』清恵を守る寛大の姿に絶賛の声 一度は距離が縮まった賢秀との関係は?

 連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK総合)第106話では、賢秀(竜星涼)が働く猪野養豚場の一人娘、清恵(佐津川愛美)の過去が明らかになった。

 先週の放送で、営業のために2人で東京を訪れた賢秀と清恵。暢子(黒島結菜)が以前働いていた「アッラ・フォンターナ」で食事を摂っている最中、清恵は“馬鹿な友達の話”と称して、男に貢いで借金まみれになり実家に連れ戻された過去を明かしていた。

 そこに現れたのが、謎の男・涌井(田邊和也)。強面でいかにも清恵の過去を知っている風の彼は、賢秀が置き忘れた名刺をもとに猪野養豚場を訪れてきた。当初は清恵の元彼と思われたが、実は元夫。清恵の父・寛大(中原丈雄)に離婚させられた腹いせに、慰謝料を要求しにやってきたのだ。そのせいで、順調に進んでいた養豚場とホテルの契約も白紙に戻ってしまう。

 いつも穏やかで非常識な賢秀も優しく見守ってきた寛大が、清恵に乱暴を働く涌井に放った「離せよ」という力のこもった一言も、SNSで「迫力が素晴らしい」「中原丈雄さんの渋い演技が素敵」と話題になった。

 一方、自分が名刺を置き忘れたせいで涌井に清恵の居場所が割れてしまったことに罪悪感を抱く賢秀。9月6日に放送される第107話のあらすじには、「清恵の過去が暴かれたことから、賢秀と清恵が大喧嘩。賢秀は養豚場を去ることを決意する」とある。「人はよ、何回でも人生をやり直せる」という賢秀の言葉に清恵が励まされ、一度は距離が縮まったように思えた2人の関係性はどうなっていくのだろうか。

■放送情報
連続テレビ小説『ちむどんどん』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
主演:黒島結菜
作:羽原大介
語り:ジョン・カビラ
沖縄ことば指導:藤木勇人
フードコーディネート:吉岡秀治、吉岡知子
制作統括:小林大児、藤並英樹
プロデューサー:松田恭典
展開プロデューサー:川口俊介
演出:木村隆文、松園武大、中野亮平ほか
写真提供=NHK

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