大島優子、阿部寛主演『すべて忘れてしまうから』に出演 “M” の前に現れる謎の美女役に

 9月14日よりディズニープラス「スター」にて独占配信される阿部寛主演ドラマ『すべて忘れてしまうから』に大島優子が出演することが決定した。

 本作は、作家・燃え殻の同名エッセイをドラマ化したラブストーリー。ミステリー作家“M”は、5年間付き合った恋人“F”とハロウィンの夜に些細なことで喧嘩をする。何となく連絡を取らないまま3週間ほど経った時、Mは周囲から促され、突如失踪した彼女を探し始める。しかし周囲から語られるFはMの知る彼女とは全く異なるもので、次第にFの秘密があきらかになっていく。

 監督・脚本を務めるのは、『あのこは貴族』の岨手由貴子、『子供はわかってあげない』の沖田修一、『ドライブ・マイ・カー』で脚本・助監督を担当した大江崇允。日本発のディズニープラス「スター」オリジナルドラマシリーズとして初めての配信作品となり、日本から世界へ順次配信される。

 大島は、“F”と何やら関係のあるらしい謎の美女を演じる。“F”の失踪後、秘密を抱え“M”の元を訪ねてくる。5年も付き合っていた恋人のことを何も知らなかったことに気が付いた“M”は、彼女からの話で、自身が知らなかった“F”の一面を知ることになる。はたして、“F”の失踪に大島演じる謎の美女は一体どのような関わりがあるのか。

 あわせて公開された場面写真には、大島演じる謎の美女の思いつめた深刻な表情が写っている。封筒らしきものを持っているが、これも物語に関わってくるのだろうか。

 今回、主演の阿部について、大島は「阿部さんとはこれまでにも何回か共演させていただきましたが、今回のように一対一でお芝居する時間が長かったのは初めてで、より感情の波を感じることができました。繊細に表現する時と、大胆にやる時と、緩急があるので隣にいて本当に楽しかったです」と、これまでの作品とはまた違った形での共演が非常に楽しい撮影だったことを明かした。

 また、本作の印象的なシーンについては、「その都度その都度シーンごとに色々なことが起こります。その時の主人公“M”の反応がピュアで、且つ豊かなリアクションで毎回ワクワクしました」と、阿部演じる“M”が様々な場面で見せる独特なリアクションのシーンをあげ、中でも「特に一番最初に出会うシーンは、二人の空間に何が起きるのかわからない感じがすごく好きです」と、自身が演じる謎の美女と“M”が初めて対面するシーンが特に印象に残っている様子。

 今回、演じた謎の美女については、「最後まで何が目的でMに近づいたのかがわからないといいなと考えながら、岨手監督、大江監督と細かく話し合いながらキャラクターを作っていきました」と、監督たちと共に考えながら作り上げていったことを明かした。「何が起きているのか、これから起こるのか。人の日常というのは実ははたから見たら予測不能でおかしなことばかりだと思います。おかしいけど愛おしい物語としてこの作品をご覧くださると嬉しいです」とコメントしている。

■配信情報
『すべて忘れてしまうから』
ディズニープラス「スター」にて、9月14日(水)独占配信
出演:阿部寛、Chara、宮藤官九郎、大島優子、渡辺大知、青木柚、鳴海唯、見栄晴、渡辺いっけい
原作:燃え殻『すべて忘れてしまうから』(扶桑社刊、新潮文庫刊)
監督・脚本:岨手由貴子、沖田修一、大江崇允
©Moegara, FUSOSHA 2020

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