『ちむどんどん』に『どうする家康』、映画話題作まで 2022年も続く山田裕貴の快進撃
この受賞の背景として、山田は2021年に数多くのドラマおよび映画出演を果たしている。ドラマは『青のSPー学校内警察・嶋田隆平ー』(カンテレ・フジテレビ系)に始まり、主演の『ここは今から倫理です。』)NHK総合)、『特捜9 season4』(テレビ朝日系)、『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ系)、そして主演の『志村けんとドリフの大爆笑物語』(フジテレビ系)などの話題作に出演。映画は『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』や、ドラケン役で話題を呼んだ『東京リベンジャーズ』、『燃えよ剣』に出演。どれもヒット作なのがすごいところだ。
2022年の山田も負けていない。朝ドラや大河の撮影は一度始まると他のドラマに比べて長く、それぞれ1年近くや1年半ほどと言われている。そのため、今年はドラマはこの2本の撮影に集中する形になるだろう。その代わりというか、むしろそのスケジュールを見込んでの仕込みかと思うくらい、出演映画の公開が控えている。すでに3月には富田タケル役で出演した『余命10年』が、5月にはゾルフ・J・キンブリーを演じた『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』が公開されている。次に公開されるのは、声優として参加した8月6日公開予定の『ONE PIECE FILM RED』、そして10月14日には国民的人気ジブリ作品『耳をすませば』の実写化映画が公開される。本作で彼は雫(清野菜名)のクラスメイトで野球少年の杉浦を演じる。これまで山田が演じてきた役柄にかなりマッチしているため、彼の表現する杉浦が今から楽しみだ。『ちむどんどん』の博夫を見守りつつ、今年だけでもあらゆる“顔”を見せてくれる山田に期待したい。
※記事初出時、本文に誤りがありました。以下訂正の上、お詫び申し上げます。(リアルサウンド編集部、2022年7月12日(火)10:50)
誤:『海賊戦隊ゴーカイジャー』(テレビ朝日系)で主演を務めて俳優デビューをした
正:『海賊戦隊ゴーカイジャー』(テレビ朝日系)で俳優デビューをした
■公開情報
『耳をすませば』
10月14日(金)公開
原作:柊あおい『耳をすませば』(集英社文庫<コミック版>刊)
出演:清野菜名、松坂桃李、山田裕貴、内田理央、安原琉那、中川翼、荒木飛羽、住友沙来
監督・脚本:平川雄一朗
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/松竹
(c)柊あおい/集英社 (c)2022『耳をすませば』製作委員会
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