『カメラを止めるな！』のフランス版リメイク作品『キャメラを止めるな！』の日本語吹替版が上田慎一郎監督監修で制作されることが決定し、あわせて声優陣も発表された。

　2018年、監督もキャストも当時は無名にもかかわらず、観客動員数220万人、興行収入31億円を突破した『カメラを止めるな！』。そのフランス版リメイクとなる本作は、第84回アカデミー賞で作品賞をはじめ全5部門を制した『アーティスト』のミシェル・アザナヴィシウス監督が手がけた。主人公の映画監督役で主演を務めるのは、『真夜中のピアニスト』『タイ ピスト！』のロマン・デュリス。その妻役に、『アーティスト』『ある過去の行方』のベレニス・ベジョが扮する。さらに、アレクサンドル・デスプラが音楽を担当した。

　主人公の監督・レミーの吹き替えは、クリント・イーストウッドの吹き替えや『IT／イット “それ”が見えたら、終わり。』（2017年）のペニー・ワイズなどの多田野曜平が担当。その妻・ナディアは、『セーラームーン』シリーズの月野うさぎ、『エヴァンゲリオン』シリーズの葛城ミサト、『ゾンビランドサガ』の山田たえなどで知られる三石琴乃が担当する。

　そのほか、意識高い系のゾンビ役俳優・ラファエルを『ハイキュー』の及川徹、『ルパン三世』シリーズの石川五ェ門、『HUNTER×HUNTER』ヒソカ＝モロウなどの浪川大輔、主演女優・アヴァを『ソードアート・オンライン』のアスナ、『妖怪ウォッチ』の天野ケータなどの戸松遥、主人公の監督を振り回すフランス人のプロデューサーを『アナと雪の女王』（2013年）のオラフ、『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』（2022年）のククルス・ドアンなどの武内駿輔、女性スタッフ・イリス役を『ゾンビランドサガ』の星川リリィ、『賭ケグルイ』の早乙女芽亜里などの田中美海が担当する。

■公開情報
『キャメラを止めるな！』
7月15日（金）公開
出演：ロマン・デュリス、ベレニス・ベジョ、グレゴリー・ガドゥボワ、フィネガン・オールドフィールド、マチルダ・ルッツ、竹原芳子
声の出演（吹替）：多田野曜平、三石琴乃、浪川大輔、戸松遥、武内駿輔、田中美海
監督・脚本：ミシェル・アザナヴィシウス
提供：ギャガ、ENBU ゼミナール
配給：ギャガ
シネスコ／5.1ch デジタル／112分／字幕翻訳：松崎広幸／吹替監修：上田慎一郎／吹替翻訳：井村千瑞
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