川瀬陽太の怒りが溢れ出す 高橋ヨシキ長編監督デビュー作『激怒』本予告&場面写真公開

 8月26日に公開される高橋ヨシキ長編監督デビュー作『激怒』の本予告と場面写真が公開された。

 本作は、高橋が企画・脚本・監督を務め、『ローリング』(2015年)、『レッドアイズ監視捜査班』(日本テレビ系)の川瀬陽太が主演を務めたバイオレンス映画。『横須賀綺譚』(2020年)の小林竜樹、『太陽の子』(2020年)の奥野瑛太らが脇を固める。ヒロインを演じるのは、本作が映画デビューとなる彩木あや。冒頭シーンでは片山慎三監督『岬の兄弟』(2018年)で主演を務めた和田光沙と松浦祐也も登場する。

 サウンドトラックは、『ローリング』、『あのこは貴族』(2020年)の渡邊琢磨と、三島賞作家で音楽家の中原昌也が担当。特殊メイク・特殊造形は、実写版『キングダム』(2019年)、『アイアムアヒーロー』(2016年)の藤原カクセイ、モーショングラフィックは、米津玄師をはじめ数多くのアーティストの映像作品を手掛ける佐伯雄一郎、オープニングとエンディングのアートは、スティーヴン・キングやクライヴ・バーカー作品の装丁を手がけたゴシック・アーティストのダニエル・セラが担当した。

映画『激怒』本予告

 公開された本予告は、いったん激怒すると見境なく暴力を振るってしまう中年刑事の深間(川瀬陽太)が、とある暴力事件をきっかけにニューヨークの医療施設に入れられ、3年の精神治療を経て日本に戻るところから始まる。深間は、空港で若手刑事に迎えられ「最近はいい感じなんで、世の中」と聞かされる。しかし、帰国した彼を待っていたのは「町内会」が暴力で支配する、変わり果てた狂気の町だった。町の中では絶えず拡声器から「安心、安全、富士見町」というスローガンが流れ、通りの壁には「みんなが見ているよ!」と書かれたポスターがビッシリ。見回りを行う町内会のメンバーは、駐車料金を踏み倒した男を容赦なくリンチし、挙句の果てには気に食わない人間を残酷な処刑方法で焼き殺すなど、まさにやりたい放題。異常な町の姿に、最初はなんとか怒りを抑えつけていた深間だったが、立て続けに起こる理不尽な暴力に耐え兼ね、ついに怒りが爆発。「俺は、お前らを殺す!」と大激怒し、町内会を相手に血みどろの戦いを繰り広げる様子が映される。

 あわせて公開された場面写真では、空港で若手刑事に迎えられる深間の姿や、銃を構える小林竜樹、そして町内会を相手に血みどろの戦いを繰り広げる様子が切り取られている。

■公開情報
『激怒』
8月26日(金)より、新宿武蔵野館、テアトル梅田ほか全国ロードショー
出演:川瀬陽太、小林竜樹、奥野瑛太、彩木あや、森羅万象
企画・脚本・監督:高橋ヨシキ
プロデューサー:森田一人、高橋ヨシキ、川瀬陽太
撮影:高岡ヒロオ
照明:岩丸晴一
特殊造形:藤原カクセイ
モーション・グラフィック:佐伯雄一郎
VFX スーパーバイザー:鹿角剛
音楽:中原昌也、渡邊琢磨
配給:インターフィルム
日本映画/2021年/100分/スコープサイズ/ドルビーデジタル/映倫:R15+
(c)映画『激怒』製作委員会
公式サイト:https://gekido-rageaholic.com

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