『ちむどんどん』房子の驚きの正体が判明 ハードルが上がる一方の課題は暢子への親心?
暢子がおでん屋に出向したきっかけは前菜の味付けを変えたことで、房子は万人に親しまれるおでんを通じて常連客をつかむコツを教えようとしていると思われる。失敗ばかりに見える暢子も房子の課題に自分なりの工夫で応えていて、二人は案外理想的な師弟関係かもしれない。房子が暢子の大叔母であるとわかって気になるのは賢三と房子の関係だ。若い頃、鶴見にいた賢三は房子と顔見知りだったはずで、料理人として房子の下で働いていた可能性もある。第31話で房子は「因縁」と述べているが、真実が明らかになる日を待ちたい。
トラブルメーカーの賢秀(竜星涼)は怪しげな紅茶豆腐でひと儲けを画策。今のところ実害はないが、いつ捕まるかと観ているこっちがドキドキする。きっぷの良さと口上の巧みさは天下一品なので、どうにかしてまっとうな道に進んでもらいたいものだ。
■放送情報
連続テレビ小説『ちむどんどん』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
主演:黒島結菜
作:羽原大介
語り:ジョン・カビラ
沖縄ことば指導:藤木勇人
フードコーディネート:吉岡秀治、吉岡知子
制作統括:小林大児、藤並英樹
プロデューサー:松田恭典
展開プロデューサー:川口俊介
演出:木村隆文、松園武大、中野亮平ほか
写真提供=NHK