『トップガン マーヴェリック』に参加予定だったトゥエンティ・ワン・パイロッツ、解雇か?

 1986年に公開されたスカイアクション映画『トップガン』は、ケニー・ロギンスによる主題歌「デンジャー・ゾーン」をはじめ、ベルリンの「Take My Breath Away/愛は吐息のように」を収録したサントラも大ヒットし、音楽も大きく注目された。その36年ぶりとなる続編『トップガン マーヴェリック』も同様に、レディー・ガガが書き下ろしたテーマソング「Hold My Hand」が話題を呼んでいるが、本作にサウンドトラックで参加するはずだったという人気ロックバンド、トゥエンティ・ワン・パイロッツが、主演のトム・クルーズに解雇されたと主張している。

 Entertainment Weeklyをはじめとする複数メディアによると、米ラジオ局KROQの番組にトゥエンティ・ワン・パイロッツのフロントマンであるタイラー・ジョセフが出演した際、『トップガン マーヴェリック』の舞台裏秘話を披露。新型コロナウイルスにより何度も映画の公開が延期されたことが影響したと説明している。

「新しい『トップガン』の音楽担当者と一緒に取り組んで、映画のために新曲を書いていました。そうしたらトム・クルーズが介入して、みんなを解雇したんだと思います。彼が出演している新しい『トップガン』の予告編を見ましたか? 予告編がリリースされてから3年ぐらい経つから何度か大幅な改定があって、その中に僕も入っていました。でも、彼らは新しいことに移ったんです」

 続けて楽曲への取り組みが、どの程度進んでいたのか質問されたジョセフは、「(映画の)いくつかのシーンを見ました」と回答。「彼らは映画の一部を見せるために僕を(スタジオへ)連れて行って、どんな音楽を求めているのかということを説明して、そのすぐ後に大幅な交代があったという知らせを受けました」と答えていた。

 ジョセフが、『トップガン マーヴェリック』のサウンドトラックに参加する契約を正式に交わしていたかどうかは不明だ。Entertainment Weeklyがパラマウント・ピクチャーズとクルーズの代理人にコメントを求めたが、現時点では返事はないとのこと。

 なお、『トップガン マーヴェリック』のサウンドトラックにはレディー・ガガのほかに、キャストのマイルズ・テラー、ワン・リパブリックらが参加している。

参照

https://ew.com/movies/tom-cruise-fired-twenty-one-pilots-top-gun-maverick-soundtrack/
https://screenrant.com/top-gun-maverick-twenty-one-pilots-tom-cruise/
https://www.thewrap.com/top-gun-maverick-twenty-one-pilots-tom-cruise-fired-soundtrack/

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