『ザ・バットマン』続編の製作決定 マット・リーヴス監督、ロバート・パティンソン続投へ

 4月26日(米現地時間)、ワーナー・ブラザースとDCが、『THE BATMANーザ・バットマンー』(2022年)の続編製作について、米ラスベガスで開催中のシネマコン(Cinema Con)にて正式に発表した。

 マット・リーヴスが監督を務め、ロバート・パティンソンが主人公ブルース・ウェイン(バットマン)を演じた『THE BATMANーザ・バットマンー』は、全世界累計興行収入が約7億5,900万ドルを突破するほど、記録的なヒットとなった。また、本作のスピンオフシリーズも発表されており、『The Penguin(原題)』と題されたスピンオフドラマは、『バットマン』に登場するペンギンを主人公にした物語で、コリン・ファレルが再び同役を演じる予定である。さらに、2020年には、ゴッサム市警を舞台にしたスピンオフドラマ企画が発表されていたが、その後の報道で、同作品は、アーカム・アサイラム(精神病院)に焦点をあてた物語に方向転換しているともいわれている。

 『THE BATMANーザ・バットマンー』の続編では、リーヴスが再び監督を務め、主役のパティンソンも続投予定。そのほかのキャストや公開日などについては、現時点で明かされていない。

 ワーナー・ブラザースのトビー・エメリッヒは、「マットは私たちの最も象徴的で愛されるヒーローのひとりに新たな風を吹き込みました」とコメントしており、ステージに上がったリーヴス監督は、『『バットマン』に多大なるご支援をいただきありがとうございます。世界中のみなさんの信頼と情熱がなければ、ここまで成功することはできなかったでしょう。次なる章で、再びこの世界観に戻れることを、とても嬉しく思います』と述べている。

 続編の発表に、早くもネット上では、「嬉しい!」「楽しみすぎる」「ロブ(ロバート・パティンソン)なら当然のことだ」など歓喜の声が挙がっている。

参照

https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-news/the-batman-sequel-announced-cinemacon-1235135891/
https://deadline.com/2022/04/the-batman-2-matt-reeves-1235010110/
https://collider.com/the-batman-2-robert-pattinson-matt-reeves/
https://collider.com/the-batman-spin-off-tv-series-arkham-asylum-matt-reeves-comments/

■公開情報
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』
全国公開中
監督:マット・リーヴス
脚本:マット・リーヴス、マットソン・トムリン
出演:ロバート・パティンソン、コリン・ファレル、ポール・ダノ、ゾーイ・クラヴィッツ、ジョン・タトゥーロ、アンディ・サーキス、ジェフリー・ライトほか
配給:ワーナー・ブラザース
(c)2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (c)DC
公式サイト:thebatman-movie.jp

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