綾瀬はるかがプールから長谷川博己に手を差し伸べる 『はい、泳げません』30秒予告公開
長谷川博己と綾瀬はるかの初共演映画『はい、泳げません』の公開日が6月10日に決定し、あわせて30秒予告とメンビジュアルが公開された。
本作は、『花束みたいな恋をした』の製作プロダクションであるリトルモアによる、泳げない男と泳ぐことしかできない女の、希望と再生の物語。第23回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞し、ドラマ化もされた著書『「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー』や、第10回小林秀雄賞受賞の『ご先祖様はどちら様』などで知られるノンフィクション作家・高橋秀実の同名エッセイを、『舟を編む』の渡辺謙作監督が物語として大胆にアレンジを加えて映画化した。
NHK大河ドラマ『麒麟がくる』以降、本作が初の主演作となる長谷川は、水に顔をつけることもできないほどのカナヅチなのに、頭でっかちな言い訳ばかりするカタブツな哲学者・小鳥遊雄司を演じる。綾瀬は、そんな主人公・小鳥遊に水泳を教える、泳ぎを教えることに情熱をかける一方で、泳ぎ以外は不器用な変わり者のコーチ・薄原静香役に。かつて綾瀬が主演を務めたNHK大河ドラマ『八重の桜』で夫婦役で共演した2人だが、映画では本作が初の共演となる。
公開された30秒予告は、「もし僕が溺れたらどうなりますか!」と言って、スイミングスクールの受付で額に汗をかきながら小鳥遊(長谷川博己)が訴えている姿から始まる。彼が震える声で話す相手は、「私が助けます」と自信たっぷりに答える水泳コーチの薄原静香(綾瀬はるか)。入会したスイミングスクールで同じクラスとなった中年女性たちに、面白おかしく励まされながらなんとかプールに入ろうとするも、水に怖気付く小鳥遊が、静香コーチから「たかなし!」と呼びすてにされるシーンも。
また、本作の主題歌がLittle Glee Monsterの書き下ろし新曲「magic!」「生きなくちゃ」に決定。映像では、「magic!」のリズムに乗せて、子供みたいな小鳥遊のコミカルでありながら必死で泳ごうとする姿も描かれている。そんな明るいシーンから一転、小鳥遊が見せるのは「怖いんです。思い出すのが」とシリアスな姿。御徒町凧が作詞、森山直太朗が作曲を手がけLittle Glee Monsterに提供したバラードナンバー「生きなくちゃ」も本映像に使用されている。
※高橋秀実の「高」ははしごだかが正式表記。
■公開情報
『はい、泳げません』
6月10日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国ロードショー
出演:長谷川博己、綾瀬はるか、伊佐山ひろ子、広岡由里子、占部房子、上原奈美、小林薫、阿部純子、麻生久美子
監督・脚本:渡辺謙作
原作:高橋秀実『はい、泳げません』(新潮文庫刊)
主題歌:Little Glee Monster「magic!」「生きなくちゃ」(Sony Music Labels Inc.)
配給:東京テアトル、リトルモア
製作プロダクション:リトルモア
製作:東京テアトル、U-NEXT、ホリプロ、ヒラタオフィス、リトルモア
(c)2022「はい、泳げません」製作委員会