『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』ウォーレン夫妻を演じた2人のインタビュー映像公開
2月2日にBlu-ray&DVDが発売される『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』に出演したパトリック・ウィルソンとヴェラ・ファーミガのインタビュー映像が公開された。
世界で最も有名な心霊研究家エド&ロレイン・ウォーレン夫妻が実際に調査した事件を基に映画化された『死霊館』から始まり、『アナベル』シリーズや『死霊館のシスター』など、数多くのスピンオフ作品が製作される『死霊館』ユニバース。本作は、そのヒットシリーズ7作目にして、メインストーリー『死霊館』の3作目となる。
今回は本格的ホラー作品でありながら、すべて実話がもとになったもの。全米を震撼させた、アメリカで史上初・悪魔に取り憑かれていたことを理由に無罪を主張した殺人の裁判として知られる、1981年の”アーニー・ジョンソン裁判”が物語の中心となっている。悪魔による殺人の証明のため心霊研究家のウォーレン夫妻が立ち上がる。
ウォーレン夫妻を演じたウィルソンとファーミガ。本作が過去作と一線を画す点についてファーミガは、「前2作は“呪われた館”が舞台だったから、そこから一歩も出なかった」「だけど本作では“呪われた館”を飛び出し設定がスケールアップしている」と本作が特別であることを熱論した。
また、実在の夫婦を演じることについて聞かれると、ファーミガは「2人は16歳の時に出会い、お互い一目惚れだったとロレインから聞いた」と明かす。それを聞いたウィルソンはファーミガを見つめるが「目をそらされた」と笑う。だがファーミガも「私たちも一目惚れだったよね?」とフォロー。ファーミガは続けて本作のロマンチックな回想シーンにも触れ、「2人が出会った瞬間に恋のキューピットが彼に向かって恋の矢を放ち射抜かれる。若い頃の2人を演じた俳優はチャーミングで魅力的で本当の恋人みたいにとても相性がよかった」と絶賛を寄せた。
ファーミガはクルーとの撮影について、「作品もウィルソンも大好きだからうれしかった。クルーも含めて私たちは大きな家族。強い結びつきがあるから2年ごとに再会できてうれしい」と告白。続けて「ホラー映画の撮影だけど、撮影現場は賑やかなの。みんな愛情深い人たちで撮影はとても楽しい」と結束の強さを明かしている。
本作で監督を務めたマイケル・チャベスについて、ファーミガは「会う前は警戒心があった」と素直に語るも「マイケルのエネルギーはすばらしかった。高い能力とリーダーシップの持ち主で、底なしの明るさでみんなを元気づけてくれる」と監督の優れた能力を大絶賛。「見学に来ていたジェームズ(ワン)も満足げだった」と補足したウィルソンは、続けて「マイケルは監督としての技術も、撮影現場での立ち振る舞いも、アイデアもすばらしいし、本作に携われる興奮を少しも隠そうとしないんだ」と監督の魅力や人間性を語った。
過去2作とのアプローチの違いについて、ウィルソンは「典型的なホラー映画よりも探偵ものやスリラーの要素が強く、怖いのは同じだが別感覚の映画」とした。そして本作は「とにかく話が大きくて、脚本を読んで2人で驚いた」と当時の様子を語った。「(警察と話したり、森や病院に行ったりなど)さまざまな場所が登場するので、いい意味でこれまでとは明らかに雰囲気が違う」と魅力を語った。
見どころを聞かれると、ウィルソンは「最初の数分でこれまでの死霊館とは違うと感じてもらえると思う」と、死霊館ユニバース作品である以上、怖いことは間違いないとしながらも、「謎解き・ミステリー・アクションと冒険がプラスされ雰囲気も全然違うのでもっと多くの人に観てほしい」と本作への熱い思いを語った。加えてファーミガも「第1作と第2作を観ていなくても問題ない。死霊館ユニバースの知識がなくても楽しめる」と、多くの人が楽しめる作品であることをアピールした。
■販売情報
『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』
先行ダウンロード販売中、デジタルレンタル中
Blu-ray&DVD発売・レンタル中
Blu-ray&DVDセット(2枚組):4980円(税込)
発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント
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